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狂牛病(BSE)情報1154 米メイン州の病院、手術器具でCJD感染の疑い [平成阿房伝]

ひとこと:私事になりますが、6月から止めていた降圧剤を再開することにしました。寒くなって血圧が160/90近くになり、酒を飲んで下げていました。肝臓と医者に相談して再開する決断しました。

 ずいぶん長い間狂牛病関係の情報が途絶えていました。発表しなければ分からないだけです。これは極めて稀なケースだと言えます。この大学が国立プリオンセンターとして全米のプリオン関係を一手に判断しています。今まで流したニュースで、ここにサンプルを送ることまでは記事になっていたのですが、結果はほとんど知らされていません。これもその憂き目に遭うのかと思っていましたが、診断しましたね。クロイツフェルトヤコブ病(CJD)。いつもヒトの狂牛病ではない、よくある自然発生的なCJDと注釈がつくのですが、今回はありません。どちらにしても輸血や移植、手術器具などから感染します。日本でも移りますが問題にしていません。手術器具から感染したケース、でもすぐに発病しません。何十年後にでることもありますから、わかりません。それでもアメリカで感染したかもしれないケースとして2013年、ニューハンプシャー州、マサチューセッツ州とコネチカット州で、15人にその疑いがあると報告されています。  そして2014年、このメイン中央病院で働いていた看護師の女性がクロイツフェルトヤコブ病で亡くなっています。 プリオンはいわば煮ても焼いても消滅しないのです。特殊な洗浄方法、圧力をかけて高温(140℃)にすればなくなるとCDCは推奨していますが、結果はわかりません。器具を新しいものに代えればよいのですが、高い器具や検査器具派そう言う訳には生きません。だからどこにでも感染する可能性があるのです。

11月12日(土)16   By ASSOCIATED PRESS

メイン病院、患者は滅多にない脳症と診断


PORTLAND,Maine--メインで一番大きな病院で患者が稀な進行性の神経変性疾患である不治のプリオン病であると確定された。

 ポートランドのメイン中央病院の担当者は今週、この患者が極めて珍しい脳症であることが分かったという。Case Western University(国立プリオン研究所)が金曜日、クロイツフェルトヤコブ病(CJD)であると認定した

 病院は水曜日と木曜日に予定していた緊急性を伴わない手術を延期した。そして緊急手術に備えて手術器具の入念な洗浄すると共に新たに器具を借り入れた。全般的な手術は月曜日から再開される。

 病院当局は患者や病院関係者に感染することはないと言う。
 患者がクロイツフェルトヤコブ病であるという冒頭の報告の前に扱った少数の患者にそのことを病院は伝えているところだという。しかし当局は彼らが感染するリスクは「極めて低い」としている。


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