SSブログ

石のつぶやき1089 フクシマ事故処理20兆円超え、馬鹿にするな [平成阿房伝]

ふたこと:青天井の上にさらにまことしやかに意味づけられる事故処理費用。どんな方法で廃炉するということもわかっていない五里霧中での試算。あまりにも納税者国民を馬鹿にしている。杜撰の一言に尽きる。一番大事なことは、電力会社は公共事業の前提として利益を追求することはなく日本国民に安定な安価な電気を供給する役割ではなかったか?   電気料金は全てかかる費用は、国民の負担、しかるに利益は電力会社のもの。こんな美味しい事業は滅多に存在しない。が、現実である。ところが想定であったはずの事故が起これば国に助けを求める、さらに優しい国民にも。こういった構図で電力会社はのうのうと生き延びていく。一番許しがたいのは、電力が足りているのにも関わらず、破綻した原子力を動かそうという国家の意思である。もんじゅ然り。これは原子力利権という名の下の亡者の醜き姿である。日本国民の血税を吸い取る吸血鬼があらゆるところに潜んでいるのである。それが日本の官僚の役割でもあるのだ。政治家と組んでアメリカの利益に供するという構造となっている。日本国の民はあまりにも悲しい。このまま何も言わず、粛々とあらゆる状況を受け入れていく・・・。    ついでに言っておくのは、年金法案である。これはハイパーインフレが起こる前提の話であろう。この法案の意図するところは、平均賃金の下限を年金を合わせるということ。物価の上昇は考慮されない。この法案を出した意味は、ハイパーインフレを想定したものである。  今までの政権が、自民党であるが、為してきた政策は全て破綻の崖っぷちである。それを目眩ましの方便としての自衛隊の『駆けつけ警護』。こんな日本語、聞いたことがない。それ故無理がある。無理を承知で人を切る。これが安倍政権の本質である。  アメリカではトランプ、ジョーカーと思っていたが、スペードとなってしまった。しかしそれが本質であろう。アメリカの少し違う悪い部分が見えてくる。じゃヒラリーが良かったというのは、核戦争と第三次世界大戦を夢想することである。夢想ではなく現実なのだ。これからどうなるかは実際蓋が開かない限り、わからない。
11月28日(月)16      東京新聞夕刊


福島事故処理 20兆円超 国の新試算 廃炉、賠償かさみ倍増

 東京電力福島第一原発の事故処理費用について、経済産業省が従来想定の十一兆円の二倍程度となる二十兆円超に上ると試算していたことが二十八日、分かった。廃炉や賠償、除染費用が拡大した経産省は費用の一部について電気料金へ転嫁して回収する考えで、消費者の負担が拡大しそうだ。
 経産省は有識者らからなる「東電改革・1F(福島第一原発)問題委員会」(東電委員会)などで東電の再建計画を検討している。試算を踏まえ、年内に東電支援策を取りまとめる方針。
 新たな試算では、賠償が従来想定の五兆四千億円から八兆円に増える除染に関して帰還困難区域など対象が拡大しており、当初見込みの二兆五千億円から五兆円程度に増大する見通し二兆円を想定した廃炉や汚染水対策費用は数兆円規模での上振れが避けられない情勢だ。除染後の廃棄物の中間貯蔵施設は一兆一千億円と計画を変えなかったが、費用が大幅に増加する可能性が指摘されている
 政府は事故処理費用のうち、賠償と除染は九兆円の交付国債を用意し、費用を肩代わりした上で、東電や大手電力から回収している政府は交付国債枠の拡大を検討するとともに、賠償の上振れ分について、大手電力が持つ送電線の利用料金(託送料)に上乗せすることで、新電力にも負担を求める方針。電気料金が上がり、消費者の負担となる懸念が高まっている。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。