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石のつぶやき1109 今村復興相の発言は正しい、安倍政権の本音 [平成阿房伝]

ふたこと:今村復興相の発言は安倍内閣の本音である。それのどこが悪いと居直っているのがこの産経の記事である。「ためにする」とは、産経自身のことである。  そんなことは詰まらぬ、しょうもないことだけだが、それがまさに核心を突いたのである。しょうもないというのは、自主避難者のことを安倍政権は揶揄しているのである。事の本質に頬被りする、原発被害者に対する裏切りなのである。原発被害の根本は何か?放射線量である。これが一番子どもに影響するとする正しい認識で避難するしかなかった。それを無視するのは、わずかな金を惜しむ安倍政権の当然の姿なのだ。自主避難の人達に対して住むところの補助を3月末に打ち切った。  これは誠に矛盾している。チェルノブイルは30キロ四方居住区域とした。ところが我が日本国は、除染除染と住めもしないのに線量を住めるように低減したから住めますよと言う。それで住める区域をどんどん増やしていって残りわずかというところまでという摩訶不思議な氷のマンションの安売り状態。線量が年間1ミリシーベルト、これが通常の許容基準値です。ところが除染して安倍政権がこれで住めるという線量は、20シーベルト以下であるという。これで住めますよと言われても二の足を踏むのは当たり前でしょう。ところが除染が済んだから住みなさい、大丈夫ですからと言われても住めないというのが、自主避難した人達なのです。その原因の根本はフクシマ原発です。安心安全の原発がもたらしたのです。日本国の責任でしょう?日本国は自ら犯した罪を償うのは当然でしょうが。  その基本的な住まいの援助を打ち切るという、そのことを今村は認識して発言しただけだ。だから、何が悪いのか、わからない阿呆なのだ。  安倍政権は閣僚を滞貨一掃しなければならない、つまり年次的に言えば大臣になれるであろう輩が目白押しなのである。歳はこいていても使える輩は使えるが、歳だけで閣僚を選ばなければならないとこのようなアホのオンパレードとなる。そのようなことではフクシマ原発自主避難者の人達の心に寄り添うというおこがましい言葉だけに終始することになる。 安倍政権はフクシマをこれで終わらせようとしている。
4月6日(木)17 産経ニュース

非生産的な“逆上狙い”の挑発質問 「暴言」「激高」の今村雅弘復興相、弁解の余地ないが…


 福島原発事故に伴う自主避難者に「自己責任」と述べた今村雅弘復興相の“暴言”は弁解の余地がない。明らかに言いすぎであり、質問したフリーの男性記者に激高したことも閣僚の資質を疑わせる対応だ。

 ただ、記者は今村氏の逆上を狙ったかのように挑発的な質問を繰り返した。テレビのニュースは今村氏が声を荒らげる場面を中心に伝えたが、会見全体をみると記者の「引っかけ」にはまった様子がうかがえる。

 まず記者は3月31日に自主避難者の住宅無償提供が終了したことを挙げ「国の責任放棄ではないか」と尋ねた。今村氏は「一番被災者に近い福島県に窓口をお願いしている。国としてもしっかりサポートしていく」と応じた。その後、別の記者との質疑に移り、事務方は会見終了を告げた。

 ところが、フリーの記者は再び質問を始め、「国が率先して責任をとる対応がなければ福島県に押しつけるのは絶対無理だと思う」とただした。終盤の約4分半の間に22往復した質疑の末、記者はさらにたたみかけた。

 「なぜ帰れないか、実情を知らないのではないか。人のせいにするのは…」  「責任持って回答してください」

 冷静だった今村氏も次第に感情的になった。


「人のせいなんかしてないじゃないか」

 「責任持ってやってるじゃないか。何て無礼なこと言うんだ。撤回しなさい」  そして「出ていきなさい」「うるさい」との発言につながった。まさに術中にはまったわけだ。

 今村氏が答える前に最初に「自己責任か」と問うたのも記者だった。今村氏が「避難者を困らせている」と断定調に主張し、質疑というよりは論争となった。 記者のツイッターをみると、在日外国人や慰安婦問題、原発、憲法、沖縄の米軍駐留といったテーマに関心が高く、安倍晋三政権に批判的な姿勢が目立つ。記者は会見の映像を撮影し、インターネットメディアに持ち込んだ。政権を追及するのは結構だが、「ためにする質疑」は生産的ではない。(酒井充)


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