狂牛病(BSE)情報1163 CWD(シカの狂牛病)ヒトに感染 [平成阿房伝]
ひとこと:狂牛病がヒトにうつる。シカの狂牛病(CWD)がヒトにうつっても何ら不思議はない。原因は変異したプリオンであるからだ。プリオンは煮ても焼いても無くならない。感染した肉を食べなくても、うつる。輸血、手術器具などなど。
CWD(シカの狂牛病)はヒトにうつらないとされてきた。そうでないと困るのである。狩猟ゲームという莫大な産業があるからで、ヒトにうつると困るのである。
6月24日(土)17 By Andrew Nikiforuk The Tyee.ca
新しい研究で健康に被害
カナダ政府、シカの病気はヒトにうつる可能性を警告
慢性消耗病(CWD)は長い間、ヒトにうつらないとされてきた
カナダ連邦政府は次のような警告を発した。西カナダやアメリカで20年にも亘る進行性の致命的なシカ、エルクやムースを襲う神経症は、ヒトにうつると。
ずっと研究者はプリオンが引き起こす狂牛病と似た慢性消耗病(CWD)は、鹿肉を食べてもヒトにうつらないとされてきた。プリオンは感染しやすい、間違って折りたたまれたタンパク質である。
しかしこの劇的な新しい研究は、その考えを変える。
カナダ健康省の健康製品と食品庁は、CWDがヒトにうつることは除外できないだろうと警告する。
4月26日に発行された手引き書に、「もっと慎重な研究を続けるが、現在わかったことで、CWDはヒトにうつると判断した方が賢明であろう」と述べている。
この中でカナダ健康省は感染したと思われる、あるいは病気の食品の消費を避けるように奨励するとしている。予防としてシカの死骸を扱う場合も注意を喚起するとしている。
加えて狩猟を生業とする先住民には、特別な手引き書がある。
Stefanie Czubは、カナダ食品検査庁の公明なプリオン研究者である。彼女はThe Tyeeに「長い間CWDはヒトの健康を害するものではないという前提であった」
「しかし新しい研究データはこの前提を振り返らなければならない」という。
新しい科学的発見は驚くべきものである。
Czubによってなされた18頭のサルの長い間のいろいろな方法を駆使した研究で;脳へ直接感染したものを注入したり;皮膚に貼り付けたり;感染した肉で育てたり;静脈注射をしたりした。
まだ途中であるが、研究はカルガリー大学のアルバータプリオン研究所で2009年に始まった 。
3年かけて感染したオジロジカの肉を5㎏与えた5匹のサルのうち3匹がCWD検査で陽性であった。
その量は丁度ヒトが1ヶ月に200gのステーキを食べる量に等しい。
鹿肉で育てた3匹のサルのうち、2匹が病状を顕した、落ち着かなくなったり、歩行困難になったり、おびえたりした。
1匹のサルは6ヶ月で体重が3分の一減った。
感染したものを脳に鋼線で注入した2匹も発症した。
潜伏期間は4.5年から6.9年であった。
研究者がアジアからこのサルをを選んだのは、遺伝的にも進化という観点から非常にヒトに近いという理由であった。他の霊長類としてチンパンジー等は現在禁止されている。
この研究の影響は深刻である。「プリオン病とされる動物製品を摂るべきではない」と先月スコットランドのエジンバラであったプリオン学会でこの発見を発表したCzubは言う。
カナダの野生動物を保護する団体、公立野生動物連盟によると、狩猟民は7,000から15,000頭の感染したシカを毎年食べている。1年に20%以上上昇している。
Darrel Rowlegeはアルバーターのハンターで、どこにも属さないプリオン研究者でもある。公立野生動物連合のディレクターでもある彼は健康手引き書に同意する。が、公正な政策の欠如で、商業的な狩猟ゲーム産業は病気を招き入れ広げるという。
「Saskatchewanの90もの感染した狩猟ゲーム場がこの新しく出現した病気をこの地方全体に広げている。そこでの検査結果はとんでもない」とRowledgeは言う。
シカを飼育するということは、世界で素晴らしい研究者が予測した通り全てのことを引き起こしている。
研究の成果はRowledgeを驚かせた、なぜなら「感染する高い確率はCWDに汚染された肉を食べること;この研究でわずかの量でさえ十分であった」ということがあきらかにされたことである。
それにほとんどの研究者はそれがありうるとは考えないと彼はいう。
シカ類のCWD症状の最後は恐ろしいものである。感染した動物は、小刻みに震え足を広げ立つことさえできなくなる。よだれを垂らしながら際限なく食べるが体重はずっと減っていく。ほとんどが極端に興奮しがちになってあまりにも神経質になる。研究者はそれらを「よだれ垂らし」という。
Rowledgeはこの研究と忠告が北アメリカの野生動物の急速に危険が広がることにさらなる規制が必要だという。
「それは生きている動物や製品あるいはゲームファームの移動禁止である。それはハンターによって殺された動物が、汚染されていたとされるところがCWDの検査がなされなければならない」という。
規制をさらに付け加えれば「一頭でもCWDに汚染された地域を出て行くことを規制することだ」という。
陰性と判断されたシカは、加工されハンターに提供され、その確かさが広まるとRowledgeは言う。
CWDは最初コロラド州で行われたシカの狩猟で野生動物の調査をした結果、1967年発見された。研究者は1978年までこの不可思議な殺人者がプリオンであることを知らなかった。
それ以来、この病気は北アメリカ中で狩猟ゲーム産業がシカを売ったりしてトラックで広がった。
研究者は1996年Saskatchewanのゲーム農場が最初であると確定した。だが後で、その元はアメリカのCWDに汚染された農場から発生したものであった。
以下略
6月24日(土)17 By Andrew Nikiforuk The Tyee.ca
新しい研究で健康に被害
カナダ政府、シカの病気はヒトにうつる可能性を警告
慢性消耗病(CWD)は長い間、ヒトにうつらないとされてきた
カナダ連邦政府は次のような警告を発した。西カナダやアメリカで20年にも亘る進行性の致命的なシカ、エルクやムースを襲う神経症は、ヒトにうつると。
ずっと研究者はプリオンが引き起こす狂牛病と似た慢性消耗病(CWD)は、鹿肉を食べてもヒトにうつらないとされてきた。プリオンは感染しやすい、間違って折りたたまれたタンパク質である。
しかしこの劇的な新しい研究は、その考えを変える。
カナダ健康省の健康製品と食品庁は、CWDがヒトにうつることは除外できないだろうと警告する。
4月26日に発行された手引き書に、「もっと慎重な研究を続けるが、現在わかったことで、CWDはヒトにうつると判断した方が賢明であろう」と述べている。
この中でカナダ健康省は感染したと思われる、あるいは病気の食品の消費を避けるように奨励するとしている。予防としてシカの死骸を扱う場合も注意を喚起するとしている。
加えて狩猟を生業とする先住民には、特別な手引き書がある。
Stefanie Czubは、カナダ食品検査庁の公明なプリオン研究者である。彼女はThe Tyeeに「長い間CWDはヒトの健康を害するものではないという前提であった」
「しかし新しい研究データはこの前提を振り返らなければならない」という。
新しい科学的発見は驚くべきものである。
Czubによってなされた18頭のサルの長い間のいろいろな方法を駆使した研究で;脳へ直接感染したものを注入したり;皮膚に貼り付けたり;感染した肉で育てたり;静脈注射をしたりした。
まだ途中であるが、研究はカルガリー大学のアルバータプリオン研究所で2009年に始まった 。
3年かけて感染したオジロジカの肉を5㎏与えた5匹のサルのうち3匹がCWD検査で陽性であった。
その量は丁度ヒトが1ヶ月に200gのステーキを食べる量に等しい。
鹿肉で育てた3匹のサルのうち、2匹が病状を顕した、落ち着かなくなったり、歩行困難になったり、おびえたりした。
1匹のサルは6ヶ月で体重が3分の一減った。
感染したものを脳に鋼線で注入した2匹も発症した。
潜伏期間は4.5年から6.9年であった。
研究者がアジアからこのサルをを選んだのは、遺伝的にも進化という観点から非常にヒトに近いという理由であった。他の霊長類としてチンパンジー等は現在禁止されている。
この研究の影響は深刻である。「プリオン病とされる動物製品を摂るべきではない」と先月スコットランドのエジンバラであったプリオン学会でこの発見を発表したCzubは言う。
カナダの野生動物を保護する団体、公立野生動物連盟によると、狩猟民は7,000から15,000頭の感染したシカを毎年食べている。1年に20%以上上昇している。
Darrel Rowlegeはアルバーターのハンターで、どこにも属さないプリオン研究者でもある。公立野生動物連合のディレクターでもある彼は健康手引き書に同意する。が、公正な政策の欠如で、商業的な狩猟ゲーム産業は病気を招き入れ広げるという。
「Saskatchewanの90もの感染した狩猟ゲーム場がこの新しく出現した病気をこの地方全体に広げている。そこでの検査結果はとんでもない」とRowledgeは言う。
シカを飼育するということは、世界で素晴らしい研究者が予測した通り全てのことを引き起こしている。
研究の成果はRowledgeを驚かせた、なぜなら「感染する高い確率はCWDに汚染された肉を食べること;この研究でわずかの量でさえ十分であった」ということがあきらかにされたことである。
それにほとんどの研究者はそれがありうるとは考えないと彼はいう。
シカ類のCWD症状の最後は恐ろしいものである。感染した動物は、小刻みに震え足を広げ立つことさえできなくなる。よだれを垂らしながら際限なく食べるが体重はずっと減っていく。ほとんどが極端に興奮しがちになってあまりにも神経質になる。研究者はそれらを「よだれ垂らし」という。
Rowledgeはこの研究と忠告が北アメリカの野生動物の急速に危険が広がることにさらなる規制が必要だという。
「それは生きている動物や製品あるいはゲームファームの移動禁止である。それはハンターによって殺された動物が、汚染されていたとされるところがCWDの検査がなされなければならない」という。
規制をさらに付け加えれば「一頭でもCWDに汚染された地域を出て行くことを規制することだ」という。
陰性と判断されたシカは、加工されハンターに提供され、その確かさが広まるとRowledgeは言う。
CWDは最初コロラド州で行われたシカの狩猟で野生動物の調査をした結果、1967年発見された。研究者は1978年までこの不可思議な殺人者がプリオンであることを知らなかった。
それ以来、この病気は北アメリカ中で狩猟ゲーム産業がシカを売ったりしてトラックで広がった。
研究者は1996年Saskatchewanのゲーム農場が最初であると確定した。だが後で、その元はアメリカのCWDに汚染された農場から発生したものであった。
以下略
コメント 0