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石のつぶやき1157 おいしい話 休眠預金 [平成阿房伝]

1月21日(月)19  1万円未満はお前(金融機関)にくれてやるから1万円以上はわし(一般財団法人「日本民間公益活動連携機構」)によこせ

 放置口座の預金残高が1万円以上ある場合、金融機関は機構への移管前に、預金者に郵便などで通知しなければならない。通知が相手に届けば休眠預金の対象から外れるが、宛先不明などで届かなければ機構に移管される。 こんな美味しい話は多々ありすぎて、政権を支える構造的腐敗を生み出す根源である。三方良し。休眠預金はこれから先、金額的には青天井となる。何しろ死んでいくものが増えこそすれ減ることはなし。適当に分配して残りは機構の使い放題。そのようなことが出来るおいしい話なのである。元はと言えば、わしら(経団連)が主に出した金だから少々回収してもおかしくないではないか、と錯覚させられる。今までは金融機関が適当に処理していたのをまさしく横取りしたと言っても過言ではない。それだけ金融機関の力が脆弱したことのあらわれであろう。まさに泣きっ面に蜂。  しかし秋の政権がこのように個人の預金に手をつけることになれば、それは浅ましいだけではなかろうか。それも民間の団体を受け皿にすることは。休眠預金を活用するなら税の収入とすれば良いのではないか。そうしないことは、この政権の胡散臭さを体現している。国民が選んだ政権だからどんな厄災も引き受けても仕方ないか。

1月12日(土)19 朝日新聞朝刊

休眠預金活用へ選択


 内閣府は11日、金融機関の口座で10年以上出し入れされていない休眠預金を活用する新しい仕組みの司令塔となる「指定活用団体」に、一般財団法人「日本民間公益活動連携機構」(理事長=二宮雅也・損保ジャパン日本興亜会長)を選んだ。休眠預金を使った助成は2019年度内に始まる見通しだ。同機構は経団連が主導して指定活用団体になることを目指して昨年成立された。指定団体には4団体から公募があった。有識者による審議では、より評価が高い民間主導の団体もあったが、最終審査で「利益相反にならないよう、中立性、公正性などの観点から選んだ」(内閣府)という。


「休眠預金」の分配団体に「経団連」系団体が決定
投稿者: ourplanet 投稿日時: 金, 01/11/2019 - 08:46

毎年700億円にものぼる「休眠預金」を民間団体に配分する「休眠預金法」が施行されたのは昨年1月1日。その配分方針を決定する「指定活用団体」については、昨年10月に公募が開始され、「指定活用団体」選定を専門とする有識者8人を交えて、書類審査と面接を経て、非公開で選定を進めてきた。
 
「指定活用団体」に応募していたのは、経団連を母体にした同機構のほか、日本財団職員などが立ち上げた「一般社団法人社会変革推進機構」、NPO法人フローレンスの代表理事駒崎弘樹氏をはじめソーシャルベンチャーが結集した「一般財団法人みらい財団」、大阪の非営利セクターが設立した「一般財団法人民都大阪休眠預金等活用団体」の計4団体。審査委員の総合評価が一番高かったのは「みらい財団」だったが、業務の実施体制や中立性などの面で、同機構が選ばれた。

決め手となった点について、内閣府の嶋田裕光審議官は「経済界、労働界、行政、ソーシャルセクターの枠を超えてオープンな受け皿となる。最も中立的で徹底した公益性が敷かれている運営体制を評価した」と説明した。一方で、審議委員の意見の中には、「経済界主導に偏りがある」との懸念や、「社会の実態に対する深い認識が感じられない」という厳しい指摘もあった。
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