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伝念入院記3 第一回入院その1 抗がん剤治療始まる [伝念入院記]

2018年 1回目の入院
1月25日(木)晴
 10時頃出発。かみさんが付き添い。病棟に行くもまだ整わず。談話室で待機。しばらくして主治医T医師から話があると・・・。あまり良いことではない。1月22日のシンチグラフィ(骨シンチ)の結果の説明であった。前頭部、脊椎上部が黒くなっている。癌の転移であれば激痛を伴うらしい。癌のタンパク質成分が反応するという。前立腺癌の転移が骨に顕れやすいという。髄液を調べてみるという。
 耳鼻科受診、鼻からスコープ。
 レントゲン頭部照射。


1月26日(金)小雪ちらつく
 昼前に血液内科受診。しばらく待たされた。そして医師の掛け声「ヨーイショ」とともに骨髄液が抜かれる。この結果は1月30日。
 主治医T医師、抗がん剤治療を日曜日から始めると。
 かみさん、娘来る。昨日土曜日退院という話があったので確かめに来たのだ。抗がん剤1クールが終わると退院。


1月27日(土)雪降り注ぐ
 朝はパンとサラダ、それに果物、牛乳。詰まる。何とか通す。そして全部食べる。
 昼は順調に完食。天津風卵とじ、ブロッコリーサラダにご飯。
 夕食、魚の煮物、野菜サラダ、漬け物。野菜サラダを放り込んでよく噛んだ積もりが徐々に溜まったようだ。詰まってしまった。液体物をコップに吐く。2回繰り返すが通らず。戦意喪失。ジュースを無理矢理飲み込む。何とか通ったが食べる気はなくなった。
 T医師、月曜日から抗がん剤を始めると。表向きに主治医となっているY医師、挨拶代わりに表れる。


1月28日(日)曇時々雪
 朝はパン、ヨーグルト、ミカン、牛乳。
 昼食、憶えていない。
 夕食、ロールキャベツ、ダイコンと人参のしそドレッシング。のり。
 夕食は一度詰まる。時間をかけて何とか通す。時間が経ってから食べる。ロールキャベツは中身を少々。
 昼食後、T医師、明日から点滴と再度伝える。女医来たようだが内容は憶えていない。 4時前にかみさん来る。腕時計を持ってきて貰った。ケータイで時間は分かるのだが、一々開けなければならない。面倒なのだ。
 5時頃、息子、娘がかみさんを迎えに来た。家族一同が久方ぶりに会同した。自宅以外で揃うことは滅多になかった。それがわたくしとわたくし以外の家族との関係を示している。これ自体がストレスそのものである。家族との会話はほとんど無い。今回のことは私の不養生の極みということで一斉に非難される。


1月29日(月)曇のち晴後曇
 朝食 高野豆腐、サラダ、のり。順調に飲み込んだはずだが、溜まっている。粘度の高い液が出てくる。食べたものがあまり出てこない。少し負担が軽くなると通ったようだ。牛乳をしっかり飲む。
 今日から点滴がはじまる。シャワーを浴びた方がよいと思い、シャワーの予約をする。点滴を装着しているのでシャワーの前に防水を施して貰う。ナースステーションにいる看護師にお願いする。彼女は防水処置をしながら、私にどこかで教えていなかったかと聞く。そうだと答えるとS中で習ったという。O嬢。顔つきは全く憶えていないが話の内容にはしっかり記憶があった。昨日の看護師もK市から来ているといっていた。どこかで見えている可能性もあるなと思っていた矢先だった。

 昼、月見うどん、キュウリの酢の物。順調に食べるがまた詰まる。気をつけていたので少しは軽め。でもどっと疲れる。

 2時前に点滴はじまる。・ソルアセトF 500㎖  ・硫酸マグネシウム補正液 1mEq/㎖
薬剤師(二人)からFP療法について説明を受ける。とりあえず5日間。


1月30日(火)晴
 通常の点滴プラス 生理食塩水100㎖、ラックス注20㎖。
 体重測定 49.9㎏。体温 37.0℃
 10時30分 ソルデム3A 1L  硫酸マグネシウム 1Eq/mL 8mL
13時00分 生理食塩液 100mL アロキシ静注 0.75mg  デキサート注射用3.3mg/mL/管
 13時30分 クラッシュ済み プーロイメンド注150mg クラッシュ  生食「ヒカリ」50mL/

 14時45分 500mL/h シスプラチン50mg、10mg  テルモ生食注1L/B
 17時00分 マンニットールS注 300mL 5-FU 注 1000mg/20mg 生食注 500 mL/B
 18時30分 ソルデム3A  1000 mL
 21時00分 ソルデム3A  2000 mL

朝 食パン 薄いのが2枚 ジャム、バナナ、サラダ、ヨーグルト、牛乳。
 少し詰まる。何とか持ち堪える。
昼 里芋煮、湯葉 豆腐、かまぼこ、椎茸人参煮、ブロッコリー、サラダ、ジョア ほとんど詰まらず。
夜 オムレツ、インゲンソティー、サラダ少し詰まるも大丈夫だった。

血液内科、16時少し前に呼び出し。
 マルク検査の中間報告としては問題なし。最終報告は主治医に告知するという。「ただ髄液は元気じゃない。脂肪分が多い」(K医師)「多分栄養価、あまり食べられなかったことが原因?」ということらしい。そのまま治療することを勧める。まだ中間報告か、大丈夫らしいことが優勢、ひとまずOK .
 トイレから戻るとかみさんが来ていた。メールしょうと思っていたところ。今日のことを報告。FP療法がはじまった等伝える。

                                   

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