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伝念入院記10 4回目入院その1 歩けない [伝念入院記]

歩けない
2018年5/28(月)曇 晴 雨降らず
5/25(金)這々の体で病院の受付に辿り着く。歩くのに難儀する。採血をするように指示される。えーっ、まだ歩けというのかと思ったが、車いすを用意しましょうかと言われてそこまでもという気になり、しんどい体を採血に向けた。歩くのがこんなに大変なのは初めてである。10メートルおきに椅子を置いて欲しいと切実に思った。いや5メートルか。

 主治医T医師を受診。歩けない、しんどい現状を訴える。胆嚢が影響しているかもしれない、とりあえず消化器内科を受けるように段取りしてくれる。エコーの準備が出来て受診する。触診されてるとき突然吐き気を催し、吐いてしまう。エコーでの見立てで、どうも肝臓の嚢胞が何かに感染しているらしいと言う。そのまま入院となり、レントゲン透視で処置することとなった。処置室でレントゲンを透視しながら嚢胞の中身を吸出していくという。大きい嚢胞、10㎝ぐらいから始める。中身を回収すると3,500ccもあった。驚くほどの量であろう。あれほどしんどかったのが随分楽になった。確かに原因は嚢胞の感染で肝硬変と同じ症状だった。残り小さいのが4,5個ある。それは後日ということでそのまま入院する。4C棟への入院。今まで入院していた4D棟と反対の建物だった。要するに内科と外科が廊下を隔てて正反対に位置していた。かみさんに連絡。息子にクルマの移動を依頼する。
5/26(土) 午前中、ドレインの修復に少し時間をとる。ドレインは昨日処置した嚢胞から滲み出る液を体外に排出するビニール管である。嚢胞の中身をチェックして次の処置をする。そのドレインに不具合が生じたのであった。
 5/28(月)1時半過ぎ病室から外に出ると人集り。思い出した、I医師が1時頃にはベッドに居て欲しいといっていた。このことか、教授回診、ぞろぞろ金魚のうんちがくっついている。こんなことやっているのだな、ドクターXの世界だ。揶揄としての「白い巨塔」の残滓を象徴しているものと思っていた。まさか現実にこんなことをしているとは思ってもいなかった。消化器外科では教授回診ていうものはなかったからだ。わたくしの症例は珍しく、I医師が教授に説明する。教授は形式的にわたくしの肝臓に聴診器を当てる。それで次の部屋に移っていく。へーという言葉しか思いつかない。


5/29(火)曇
 15時予定の処置が9時からになった。残りの小さな嚢胞の中身を吸出する。500cc前後か。合計4,000cc。ということで4月の手術で体重が45キロであったから、結局体重は41㎏ということと相成った。2002年の三分の二の胃の切除で65㎏あった体重が51㎏になってしまい、いくら食べても体重は増えなかった。それが41㎏になってしもうた。
 16時半過ぎから今回のことをI医師が説明するということで、かみさんは4時前に来ていた。 


5/31(木)曇
 5/28の夕から食事が出る。三分粥。食えるがすぐに膨張感、膨満感。どれ位の量が適当か、見当も付かない。以前と違ってかなり食べる。直後水便。その繰り返し。
 12時半頃、我が主治医T医師現る。肝臓の嚢胞処置終了まで消化器内科にいることになると。退院するまで適時指示は出すという。
 16:00頃リハビリ担当者が訪れる。明日から彼女の担当でリハビリ開始する。
 I医師、週明けにもドレインの撤去を予定していると伝える。
 19:00頃M医師来る。彼がI医師指示のもとで嚢胞の処置を行ったのである。明日から研修とかで暫く留守にするという。


6/1(金)晴
 7:30頃M医師研修前に来たる。週明けに造影剤でCT。その結果で治療を終えるという。そして処置した嚢胞から液が滲出しないようにする予定だという。

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