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伝念入院記11 4回目入院その2  [伝念入院記]

詰まる

6/2(土)晴
 昼、薬を注入。途中で詰まる。新しく処方された薬で溶けにくく、詰まりやすかったみたいだ。詰まりはなかなか解消されず、他の男性医師(?)が登場。ワイヤーを挿入しょうとする、それはやめて欲しいというこちらの思いも空しく、彼は試みる。でもうまくいかなかった。わたくしは小さいピストンで何とかなると訴える。外科で詰まったときそうしていたのである。内科と外科との接点はないのか、このような点滴をすることはないのか、詰まりにあまり慣れていないと感じた。小さいピストンで何とか詰まりが解消した。薬を入れるとまた詰まった。何とか通すことが出来た。もうこの薬は使わないことに・・・。その最中にかみさんと娘がやって来る。本を届けてくれる。処置に時間がかかって、終わった頃には彼女たちは居なくなってしまった。帰ってしまったらしい。
点滴が漏れる。抗生物質の点滴だけになる。あと一回となる。

6/3(日)晴
 終わったはずの抗生物質の点滴がまだあった。多分ドレインからの液の検査数値がよくなかったのだろう。


6/4(月)晴
 リハビリに行く態勢であったが、看護師が驚いたように腸ろうの管が抜けている、5センチ動いているという。入れるが押すと痛い。担当の医師(I医師)から5センチぐらいなら大丈夫、余裕はとってあると確認。
 20時頃、主治医、I医師がやってきて管を修復、位置の確認をする。しかし管は何となく落ち着きが悪い。早く抜いて欲しいと思った。
 I医師、明日8時嚢胞封じ込めを行うという。


6/5(火)晴後曇
 7時頃から抗生物質痛み止めを注入。
 昨日の話から処置室に行くものと思っていたが、お呼びがかからない。8時を少し過ぎてI医師が入ってくる。
 嚢胞からの廃液を取り出し、薬の注入を行う。鋭い痛みを伴うとI医師は事前に言っていたが、それほどの痛みはなかった。夜になって熱が出た。
 かみさん来る。
 なかなか眠れず、睡眠剤を所望するがもう眠剤は使えないという。仕方なく痛み止めを点滴に入れて貰う。


6/6(水)雨 梅雨入り
 今日の予定はリハビリだけか。
 熱が出る。


6/7(木)晴
 熱が出る。多分予定通りにはならない。


6/8(金)雨
 朝採血。この結果で退院が決まる。しかし管(ドレイン)を抜くという話はあっても無理だろうと思っていた。熱が出る。
 かみさん来る。
 20時頃、I医師今日の採血の結果を持ってくる。あと少し抗生物質棟の点滴は続けると・・・。数値が10以下であれば終えるつもりであったが、11以上なのでもう少し注入を続けるという。


6/9(土)曇
 熱がまだ出る。


6/10(日)曇
 朝食後I医師来る。明日管を抜くとのこと。説明をしたい、火曜日か水曜日はどうかと。


6/11(月)曇後晴
 台風の影響はほとんど無い。
 1時半頃目が覚めて眠れなかった。今朝は採決予定だ。いつもなら6時前後であった。7時半過ぎても現れなかった。やっと現れたが下手で痛かった。随分時間がかかった。それで遅れたのだろうか?
 1時間ほどして血液の量が足りないのでもう一度採血させて欲しいという。前に採血した看護師かと問うと、空いていたので担当させられたという。彼女はきちんと採血していた。ほどなく主治医の助手(?)がやってきて血液の量が足りないという。先ほど採血していったと伝える。


6/12(火)曇
 17時少し前にかみさんやって来る。すぐに説明が始まる。2回目の処置が効いた。CRPの値もよくなった。嚢胞が感染したのは、抗がん剤で免疫力が落ちていたからだろう。何に感染したか培養してみたが、感染元が消滅して分からなかったという。処置(固定)の評価はclassⅡ。癌になる可能性もあるということ。しかし経過から癌になるとは思えないとI医師。土曜日に退院決定。


6/13(水)曇
 5時半頃採血。採血はまだあるらしい。
 リハビリは送迎無しで歩いて行く。歩いて行けるのだが車いすで送迎される決まりになっていた。 

追記
 腸ろうからの栄養液の注入は、入院中は24時間続けられた。退院後は400ccを8時間で注入する。トイレに行くときその都度機械を止めてまた装着して動かすということを繰り返す。7月の定期検診の後、腸ろうをやめることになった。腸ろうからの解放は嬉しかった。
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