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狂牛病(BSE)情報1181 カナダで40人以上のヒトの狂牛病? [平成阿房伝]

CBC News 2021年3月18日

 カナダのNew Brunswickでクロイツフェルトヤコブ病(CJD)に似た原因不明の患者が40人以上発生
 覚書はブランズウィックの医療従事者に回され、症状はクロイツフェルトヤコブ病と同様のものであるとされた。

 
 公衆衛生局は40人以上の子の病気の集団発生を追跡中であると報告。

 Radio-Canadaが入手したこの内部メモは3月5日地方医務官から当地の医学会と医療従事者に送られたものである。内容は、原因不明の進行性神経症の患者が42人以上見つかったというものである。
 
最初に診断されたのは2015年。3年後の2019年に11名。24人が2020年に。6人が2021年。そのうち5名が死亡。

この病気は年齢層にかかわらず、ニューブランズウィックの北東Acadian半島と南東のMncron地方に集中している。

この件に関して神経科医Alier Marreroが主となって調査した報告によると、この病気は遺伝的なものではなく水、食糧や空気が原因ではないかとしている。

 カナダにおいて他でこのような病気の報告はない。

「今のところこの地方だけでみられるだけだ」とMrrero医師は言う。

  新しい病気の可能性
 2015年以降発見されたこの病気は、クロイツフェルトヤコブ病やその変種、あるいは狂牛病(牛スポンジ状脳症)BSEも含まれる。

 しかし多くの類似性があるにもかかわらず、クロイツフェルトヤコブ病検査ではよく知られているプリオン病ではないと公衆衛生課は述べている。

 研究者はプリオン病の変種の可能性、あるいは全く新しい病気の可能性をみている。

 症状からクロイツフェルトヤコブ病も一つの可能性、あるいは他のプリオン病の可能性はあるとMarrenoは言う。

今まで分かった症例はカナダクロイツフェルトヤコブ病調査委員会に報告されたものである。それらが報告された時期に住んでいた地域が北東とMoncron地方であった。

 Marreroは今回のケースを性急にプリオン病と決めつけるべきではないという。
 

   症状は18ヶ月から36ヶ月で進行する
 
症状は異常な行動、不眠症、痛みの愁訴、幻視、筋肉の痙攣と脳の萎縮がみられる。
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