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石のつぶやき743 アイヌの人は何故差別されているのか? [平成阿房伝]

12月21日(土)13 共同通信

アイヌ民族「平等」50% 拭えぬ偏見、内閣府調査

 内閣府が21日付で発表したアイヌ政策に関する初めての世論調査によると、アイヌの人々に対して現在は差別や偏見がなく平等だと思うかを聞いたところ、「平等である」との回答が「どちらかというと」を含め計50・4%にとどまった。「平等ではない」は計33・5%だった。アイヌ民族への差別や偏見が払拭できていないことが浮き彫りとなった形だ。

 重要だと思うアイヌ関連の施策(複数回答)は「アイヌの歴史・文化の知識を深めるための学校教育」が51・3%で最多。


ふたこと:アイヌと聞けば沖縄、アイヌと連想されるはずが、アイヌは何ら注目されない。わたしは「コタンの口笛」を読んだぐらいでそれほどの知識はありません。日本の原住民とされるアイヌが差別の対象でしかない、日本の情況は悲しいだけだ。突然のこの調査は何故なされたのか、それが不可解である。北海道旧土人保護法がなくなったとされるが、何の実態も報告されない。沖縄は基地の代償として振興策はある。アイヌはそれに比べてどれほどのことがなされているのだろうか?聞かない。  基本的にあの航海時代ですら、原住民がいれば領土とされなかった。アメリカは原住民がいたのにも関わらず、最終的にアメリカとされた。しかしそれは、アメリカインディアン(アメリカの原住民)から買ったという。マンハッタン島はそうだ。極めて安いというか、言いなりであったはずだ。アメリカは原住民、アメリカインディアンを居留地に追い込んだ。そしてアルコール漬けにした。日本人同様の遺伝子をもつインディアンは酒の虜となった。それで終わるはずであったが、アメリカの全土が原住民の土地だという声は変わらず、カジノの利権を与えることにした。それがどのような結果になったかは知らない。ただ日本政府は、アイヌに何もしてこなかったことは確かだ。
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