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狂牛病(BSE)情報1176 輸入牛肉 月齢制限撤廃、米、加、愛 [平成阿房伝]

ひとこと:令和は、イランのテレビ(プレスTV)でも取り上げられ、“order/command and peace/ harmony.”と訳されている。命令と和みである。相反する言葉から成り立っているという解釈である。何か意図的な目論見が窺えるというものだろう。  牛肉輸入の月齢制限が予定通り撤廃された。遺伝子組み換え食品の表示も曖昧となり、日本人の食は益々危機に脅かされることになる。北米でのCWD(慢性消耗性疾患)の発生が急速に拡大している。このCWDはシカの狂牛病と呼ばれ、ヒトには感染しないとされてきたが、ヒトに感染する可能性があるとする警告もなされている。CWDの原因は、狂牛病の牛の遺骸を土中に埋めたのが原因とも考えられる。北米大陸でのCWDの蔓延は牛の狂牛病と無関係とは言えないだろう。日本ではずいぶん前にエゾジカが検査されたが、感染はなかったという。最近は検査がなされたという報告は聞かない。去年のアメリカでの狂牛病発生にもかかわらず、輸入牛肉の月齢制限の撤廃は、日本の食の安全を何も考えていないに等しい。残念な国の姿である。
4月1日(月)19   16:30配信 朝日新聞デジタル

牛肉輸入のBSE「生後30カ月以下」制限、初の撤廃へ


 厚生労働省は1日、牛海綿状脳症(BSE)による米国とカナダ、アイルランドの3カ国産の牛肉の輸入制限について、「生後30カ月以下」に限り輸入を認める現在の規制を撤廃する方針を決めた。BSE発生国からの牛肉輸入で、月齢制限を撤廃するのは初めてという。

 食品安全委員会が1月、3カ国産の牛肉について月齢制限を撤廃しても「人へのリスクは無視できる」と評価していた。これを受け厚労省が1日の有識者会議に撤廃の方針を示し、異論はなかった。26日までパブリックコメントを募集する。5月以降、各国と対日輸出条件や衛生証明について協議が調い次第、検疫所など関係機関に通知を出す。

 2017年度の輸入実績は肉と内臓を合わせて米国産が約29万6千トン、カナダ産が約2万7千トン、アイルランド産が約1千トン。日本に輸入される牛肉の月齢は20カ月以下が大半を占めており、輸入への影響は少ないとみられている。


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