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狂牛病(BSE)情報1183 英国で狂牛病発生 [平成阿房伝]

ひとこと:イギリスで発表されるのは狂牛病(BSE)で、非定型は聞いたことがないと思っている。ブラジルは死んだ牛の肉骨粉を飼料としていないので、全て非定型の狂牛病ということになっている。アメリカは一番最初のBSEは、カナダから輸入された牛で、アメリカで生まれて育った牛にヒトの狂牛病は発生していないという。全て非定型の狂牛病だとしている。


9月20日(月)2021  The Brussels Times


英国で狂牛病

英国健康当局によると、英国の南西部に位置するサマーセット(Somerset)の農場で狂牛病(BSE)が見つかった、と。

英動植物検疫局はヒトの健康を害することはない、牛は死んでいて農場から移動されていると声明。

その地方での家畜の移動を含めて予防的措置が執られている。

BSEの原因が確定されるまでの措置である。

「これは常套的な手段であり、BSEの監視システムがはたらいていることの証明だ」と獣医のChristine Middiemissは言う。

2014年以来、5件のBSEの発生がある。

どれも死んでしまった牛であり、食の流通に影響は全くなかった。衛生上のリスクは当然のこととしてなかった。

1990年代の終わり頃に英国で大変な狂牛病が発生し、何百万頭にも及ぶ牛が殺処分された。

BSEはヒトのクロイツフェルトヤコブ病のもとになる。

1995年から2016年の間にヒトのクロイツフェルトヤコブ病で178人の人が亡くなっている。
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伝念入院記 2021年5月12日入院 その2 また腸ろう設営、放射線治療開始 [伝念入院記]

 5月12日(水) 入院
 かみさんに病院まで送って貰う。PCR検査の結果は何もなし。病院玄関で検温、入院受付へ。5階病棟の入り口でかみさんと別れる。
  検査、検査
これ以降1週間にしたこと:造影剤使用でCT検査。撮影。歯科検診。MRI、造影剤使用(一番いやな検査と記憶しているが、本当に苦痛な検査であることを再認識)。
 抜歯(少し緩い歯が2本、放射線照射の後、治療するのが大変であるので抜いておく方が賢明という。)上の歯は3本しかないけれど歯科医の言を信じて抜く。

 5月26日(水)曇
 体重測定。シーツ交換。
 手術部打ち合わせ。肺にチューブが入るかの確認。腸ろう手術の説明にサイン。レントゲン、3カ所と全体の撮影。
 放射線科、放射線治療の説明とサイン。放射線回数、35回貫徹。途中下車、前途無効。
歯をきれいに保つ。臭覚に影響あるだろう。
口腔歯科、抜歯の後のチェック。入れ歯の調整。
 風呂に入って髭を剃る。


 5月27日(木)
 腸ろう造設手術。医者は女性だけ。事前説明からオペまで女性医師が担当。
  6月1日の夜まで絶食。
 5月28日(金)
 腸ろうから少しずつ注入始まる。この頃になると食べるのに30分以上かかり咽せるのが当たり前になる。苦痛である。鼻に噛んだ食べ物が流れるようになる。鼻をかめば必ず出てきた。
  6月3日(木) 放射線治療開始
 11時頃、抗がん剤1時間注入。利尿剤を注入。体重が増えているので抗がん剤が排出されにくい。で、利尿剤で排尿を促す。腎臓に負担をかけないのが目的。
 16時過ぎ、放射線科に呼び出される。先日放射線照射のための「マスク」を作りに来たとき、外来の患者がかなり居た。これはいやだなと思っていた。今日は待合室に誰も居なかった。「マスク」をつけて照射。20分位だったか。後の照射はせいぜい10分位だったか、とにかく35回終了まで続く。
 6月5日(土) 晴後曇
 朝早々(6時過ぎ頃か)体重測定に連れて行かれる。40㎏を超えている。体重が増えると抗がん剤が体外へ排出されにくくなるので利尿剤の注入。1時間毎にトイレ。
 朝食ほとんど咽せずに食べられるようになった。おかずは9割以上おかゆは3割ぐらい、腸が痛まないように気をつける。昼も同程度食べる。
  6月12日(土)曇
 もう1週間が過ぎた。月曜から金曜まで照射。10分位か。食欲がなくなる。食事の内容も相俟って全く食べる気がしなくなってきた。腸ろうからの摂取量が増えていった。が、体重は減った。38㎏ぎりぎりか。昨日耳鼻咽喉科でスコープによる観察で、照射部位は少し小さくなったという。
6月19日(土)曇
 予定は順調に過ぎていく。昨日の照射はもたついた。3度面をはめ直す。角度があわないようだ。時間がかかった。
 シャワーの予約がとってあった。腸ろうの手術の後初めてのシャワー。5月26日以来か。うがい薬、照射後の患部の冷却に保冷剤、思い出した程度に使う。口の中にカンジダ菌が出て塗り薬を口に含む。後は歯磨き。
 一昨日、昨日と筋トレが始まった。リハビリは無いものと思っていたので思いも寄らなかったが、入院して全く何も体をまともに動かすことをしていない、これではあまりだという思いがあった。で、主治医にリハビリができるか問うてみたのだ。主治医はすぐに手配してくれた、それで始まったのだ。出口に向けた動きができるようになり、たとえ40分でもありがたい。
6月28日(月)晴後曇 
腸ろうのチューブがよく詰まるようになった。先週木曜日にどうにもならなくなり、消化器外科に回され、主治医が通してくれた。
 土曜日の3時頃、つまりの警告音が出る。セットをし直すと動く。3,4回詰まったのでその都度セットし治す。でもだめなので当直の看護師を呼ぶ。看護師が一所懸命やるもうまくいかず、土曜日の朝に持ち越された。担当の医師が関わるが詰まりは解消されず、チューブの取り替えということになった。今まで詰まりは何とか解消していた。取り替えると色々心配である。透視で取り替えるので心配は要らないのだけれども、すぐに注入はOK。処置したところが痛むので不安は解消しない。結局チューブの交換は2回行われた。原因は腸ろう液に問題(詰まりやすい)ありとの結論。

 この間、毎朝採血。問題は白血球濃度が低下していることだ。3度白血球を注入。今日の濃度はクリアーなので白血球の注入なし。
 明日に延びた抗がん剤の注入は予定通り行うと耳鼻科の主治医が言う。 
6月29日(火)曇雨
 朝、採血はなかった。9時半頃放射線科から呼び出し。その後リハビリ。
 病室に帰ると尿排出の点滴注入。3回ほどすぐに反応。
 11時頃2回目の抗がん剤。検温、血圧測定。リハビリで測って貰った血圧が上102であったが、今の血圧、上が80ちょい。なぜだ?1時間で抗がん剤終了。
 火曜日はアホな教授回診。ここは回診ではなく患者を1カ所の部屋に集められるのだ。理由をつけて断ろうとするが、動けなければ病室まで来る。教授の託宣をありがたく聞く。わたくしの場合、「がんばってください、口内炎は大丈夫きれいです」、アホか。
髪の毛がいやに多く抜けてきた。「ころころ」を借りる。
6月30日(水)晴後曇後雨
 体重が2㎏ほど増えた。医者は水がたまっていると判断。利尿剤注入。
夕7時過ぎT医師がやってきて白血球値が低いので皮下注射。

 放射線治療、明日からピンポイントになるので午後からとなるという。今まではある程度広い目の範囲で照射していた。それを絞るということらしい。
 食欲は全くなくなり栄養は腸ろうからのみとなった。
 7月18日(日)曇
 放射線照射はピンポイントといっても時間は10分程度であることに変わりはない。リハビリが早いかどうかで相前後する。リハビリの時間は10時と決まっているので放射線の治療時間が日によって違うということ。放射線治療は10時まで待って呼び出しがなければリハビリにいくことにしている。
 あと放射線の照射は2回となった。退院が日程に上ることになる。しかし治療が終わったらすぐに退院かとも思えない。どうも治療後1週間程度様子見を考慮しているようだ。問題は血小板と白血球の量が減りすぎていることだ。補うための補給は朝の採血の結果次第ということになる。最後(3回目)の抗がん剤を使うかどうかも採血の結果次第。全体の効果に影響あるので、抗がん剤は終わっておきたい。また抗がん剤の影響は使用後、2週間後にあらわれやすいようだ。だからしばらくの間ワクチンを打つことは控えなければならないと耳鼻咽喉科の主治医は言う。
 だけど今一番の問題は食欲が全くないということだ。腸ろうがあるから何とかなっている。味覚がないということの大変さを腸ろうを操作しながら感じ入っている。
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狂牛病(BSE)情報1182 ブラジルで2頭の狂牛病 [平成阿房伝]

ひとこと:非定型の狂牛病しか見つからないらしい。変異型の狂牛病、本来の狂牛病。つまり狂牛病に罹った牛の部位を摂取して発症する。牛の餌にするのは禁止されている。ペットや養殖の魚の餌には禁止されていない。本来の狂牛病はブラジルでは発生しているという報告は聞かない。であるからブラジルの狂牛病は非定型ということになる。非定型が変異型よりリスクが低いかどうかははっきりしない。OIEの狂牛病ステータスにも影響はないという、今回のブラジルのケース。

9月6日(月)2021 By REUTERS

ブラジルで2頭の狂牛病


中国の輸入業者は月曜日、ブラジルからの牛肉輸入の停止を発表。これは狂牛病検出の結果であり、早期の輸入再開が計られるものと見ている。
 ブラジルは土曜日、非定型型の狂牛病2例を2カ所で確定した。その結果両国の協定で牛肉の輸出入を停止したと声明。

ブラジルは中国の輸入牛肉の40%を占めている。そのことは長い期間の輸入停止は、両国に大きな影響を与える。狂牛病を出した加工場は、15日間の営業停止を行う。それに伴い従業員は一時休暇させることにした。それが何人であるかは公表しなかった。一時休業はもともとイスラエルへの輸出が季節的に減ることで決まっていた。中国と関係があるかは明らかにしなかった。

非定型の狂牛病は、変異型の狂牛病(狂牛病の牛の骨や肉などを摂取して発症する本来のBSE)よりリスクは低いとされている。年取った牛が自然に発病しやすくたまにあることである。

非定型の狂牛病はこれが4例、5例目ということになる。ブラジルでこの23年間で発見された例は。3例目は2019年で、17歳の牛であった。このとき、ブラジル政府の輸出禁止は10日だけであった。それほど中国にとってブラジルは重要なのである。

中国の税関当局は、現在までに何も発表していない。

ブラジルは今年1月から7月までの間で50万トンの牛肉を中国に輸出している。中国の輸入量の38%である。2番目の輸出国はアルゼンチンで、30万トン以下である。

この影響が15日以内なら全く問題はない。ブラジルは牛肉を生産加工している。ここから船便であれば2ヶ月かかるということ。

一方中国の豚肉の輸入量は減っている。中国本土での豚肉生産量が回復してきたからである。しかし牛肉の輸入量は相変わらず増え続ける。

アイルランドは牛肉を中国に輸出してきた、多くはないが。去年の5月非定型の狂牛病が見つかった。今現在も輸出再開は行われていない。
タグ:BSE ブラジル
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伝念入院記 2021年5月12日入院 その1 やはり癌だった [伝念入院記]

8月31日(火)晴
 退院して一月が過ぎた。何もせず一日座って過ごしている。病院に居るときは40分程度のリハビリをしていた。体調はよかった。今は足にむくみができて腫れがひかない。そろそろ動き出さねばと思いつつ、今日を過ごしている。その間、大雨だった日が続き、それが終わるとかんかん照りの暑さに戻った。雨の被害が出るのは、雨が降りすぎるからであって、台風の被害も風が強すぎるということだ。全てのことが「過ぎてる」ということだろう。わたくしが入院したのは、がんの治療を受けるためである。経緯は次の通り。
 4 月16日(金)曇後雨
 不安が解消か、また手術か?先ず採血に行く。時間がかかり、CTの時間がやってきた。係にその旨伝えてCTを受けに。すぐ撮影。また採血所に戻る。もう順番が過ぎていた。係に番号を見せるとすぐさま空いてる箇所に案内された。珍しく男性だった。上手に採血した。次に問題の内視鏡。喉のつかえ、腫れ、刺激物に対する反応等。今年の1月の定期検診のときにも主治医に訴えていた。で今日の内視鏡。普通のスコープを入れる。当然入らない。いつもの小さなスコープを挿入しょうとするがうまくいかないらしい。痛いのだ。こんな痛みは初めてだ。喉ができもので塞がれているのが映る。できものを詳しくみるというので普通のスコープを入れて、できものの一部を採る。もうそれ以上努力はしなかった。今日はそれで終わり。
 12時過ぎに消化器外科受付。そのまま診察室の前で待機。1時半の予定になっても一向に呼ばれない。次々呼ばれるも3時も過ぎた。4時前頃になって名前が聞こえた。名前が聞こえないのか不安だった。聞き取りにくくなっているので不安なのだ。名前が明白に聞こえた。PETの予約を取ることになった。くすりはPETの結果が出る次の診察に回す。一日が済んでしまった。


 4月26日(月)晴
 12時過ぎに出かける。図書館の駐車場で一服して病院へ。1時前に着く。水550ccをコンビニで仕入れる。受付けへ。水のチェック。
 PETの被曝量を検査技師に尋ねる。簡易説明書を持ってきてくれる。CTの方が線量が少し高いことが分かる。フッ素の造影液を静脈に注入。その後水を飲みながら30分過ごす。排尿のあと、PET撮影。終わったのが3時半頃。結構時間がかかった。終わった後、30分間待機。で解放。会計に時間がかかる。今日の会計、3万円以上だが限度越えで支払いナシ。帰ると4時半になっていた。

 4月28日(水)雨後曇
 9時半前に家を出る。10時前に着く。向かいの待合で待っていると今日はすぐに呼ばれた。
 一緒ではなかったのかと・・・。経緯から云えば結果を見るまでもなく判断出来るのだが、要請がなけりゃかみさんを同道することはなかろう。PETの画像を見るとはっきり白く映っていた。おおきなのが食道に入ったところに。小さなのが少し奥の方に白く光っていた。
 放射線治療か、抗がん剤治療か。あるいは手術。場所が場所だけに手術の場合、声帯がなくなるという。その前にこの部位は耳鼻咽喉科の守備範囲。明後日の予約を既にとってあるという。耳鼻咽喉科に行って予約時間を確定して欲しいという。
 帰りに散髪をする。


 4月30日(金)晴
 耳鼻咽喉科を受診。息子が付き添い。待たされる、待たされる。10時の予定が12時か。
 耳鼻科のスコープで検査。どうも最悪のようだ。咽頭部分にできていて、その他にもあるようだという。組織を3箇所とる。生検で精しく調べるという。よくない結果であると覚悟しなければなるまい。1月からどれだけ悪化したのかどうかだろう。
 手術も放射線治療も「大変」だと耳鼻科医は云う。放射線治療で3ヶ月かかるという。大変だと付け加える。ステージ的にどうなのかと質問するも、答えはなかった。すぐにでも脳に飛ぶ位置に癌がある、脳に飛べば終わりという。
 休み明けに検査入院と決まっていた。日にちの設定だけだ。PCR検査が始めにあり、それ次第で入院が無くなることもありうる。このご時世で即入院出来る態勢であることは感謝しなければならないのか。手術はしたくない、声帯がなくなるので・・・。時間が限定されてきた。


 5月11日(火)曇後晴
 病院の構内には行ってすぐクルマが止まる。駐車場まで時間がかかる。初めてのことだ。係に聞くと、連休明けの検査予定が混んでいるのだそうだ。
 PCR検査で鼻からサンプルを擦られた痛みがひどい。採血が混んでいて時間がかかったものの、心電図、レントゲンは待ち時間なし。支払いもなかったので12時過ぎには終わった。帰りに本と石鹸入れを仕入れる。

タグ:咽頭がん
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