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石のつぶやき1164 死の音が聞こえてくる [平成阿房伝]

死の音が聞こえてくる

 土曜の昼、日曜の昼、昨日の昼、何となく詰まるようになった。前なら唾液が多量に出たが今は出ない。少し出る程度で何かしているうちに収まってしまう。飲み物を飲んで確かめる。今日の朝にトーストを食べた。比較的詰まりやすい気がしていた。前食べたとき飲み込みづらかったし、少し詰まり気味だった。それでトーストを懸念したが、少しずつ意識してと食べれば何とかなるだろうという卑しさで食べることにした。順調に食べるも何か詰まるようなことは感じず、食べてはコーヒーを飲んでいくも詰まった感覚はない。しかし食べる、飲み込むのをやめるとどうも詰まったらしい。急に息がおかしくなってきた。吸うことも吐くこともできなくなる。呼吸ができない、今まで味わったっことのないような苦しさ、これでは死んでしまう、電話しなくてはと思うがそんなことができる状態ではない。道を挟んでグランドゴルフを楽しんでいる人達に救急車を呼んで貰おうかと思っても声が出ない。息ができない。1分以上かそれ以下か、とにかく吸うだけ吐くだけできないか必死に試みる。すると少し吸うことができた。何とか呼吸出来るようになった。大げさではなく九死に一生を得るとはこのことか、思った。
 7月に終えた放射線治療の結果がPETの検査に頼らざるを得ない。内視鏡では見えない位置にあるのだ。それで11月の中旬、PETの検査ということになった。しかしこのように詰まりだしたのは、不具合が生じてきた証拠だろう。つまり、またぞろがんが大きくなり出して閊えてきたということでしかない。腸ろうは除去出来る栄養状態になったが、これではまだまだ腸ろうが必要となろう。
 こんな状態の中でも世の中は動いていく。わたくしがどうなるかは全く関係なしだ。そんな当たり前のことを感じ入りながら、日本に変化をもたらす衆議院議員選挙があることを実感する。小沢一郎氏、中村喜四郎氏最後の選挙となるか、その前に安倍、麻生、甘利一派を駆除せねば日本人は浮かばれまい。今回を逃せば日本は永遠にドツボにはまったままであろう。
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