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ころな徒然記その1 [ころな徒然記]

3月29日(日)雨のち晴
 昨日に続いて雨。晴れは金曜日まで続いた。
 午前に電話が入る。教頭からだった。4月1日の出勤時間についてだ。8時15分までに出勤して欲しいとのこと。前に行ったとき校長に確認していた、就業時間を。教頭は異動するので今日が前任校最後の勤めなのだろう。来週から赴任校に行くので確認の電話を入れたのだろう、校長の指示でかどうかは定かではないが・・・。
 朝飯のとき同席の娘とかみさんに4月1日から仕事を行く旨を伝える。かみさんは身体が保つかという。やってみなければ分からない。行く気を高めるということもあって家族に告げたのだ。こちらの思惑はまた別の話だ。

最近ふと思った。仕事の話はないなと・・・。年齢的には避けるだろうし、もうあり得ないと思っていた。しかし4年前に仕事を辞めることにしたのは、後どれだけ生きられるかとふと思ったことだった。そうなると辞めることに決意した。仕事の依頼はあったのだが受ける気にはならなかった。そしてぶらぶら過ごしてきた2年目の1月5日、突然喉に食べたものが詰まった。診断の結果は食道がん、大きさは5センチ。それから検査、検査で最終的な結論は「末期」の癌ということになった。判定される前にとりあえず2度抗がん剤の治療を受けた。1クール5回の抗がん剤治療を2クール。その結果、何もしないことになっていたが、抗がん剤で癌が小さくなり手術可能と主治医が手術を勧める。手術のあまりにも複雑さに躊躇する。少しでもヘマがあれば命を落とすことになる。悩みながらの手術ではあった。手術室に向かうときその不安を看護師に言うと、「そのために私たちはいるのだと」力強く後押しされて嬉しい気分になった。そして手術室に入った。
 手術は成功したと手術室を出るとき医者から言われたが成功がどんなものか分かるはずもない。とりあえずまだ生きており、術後もそれほど困難なことはなく、譫妄が起きて管を抜いてしまったことがあるぐらいだった。予後良好ということだろう。
 手術を終えての夏だったろう、とにかく入院の合間だった。仕事の依頼があったのは・・・。とても受けられる体調ではないのでその旨話して引き取ってもらったことがあった。 去年は全くなかった、仕事の話は。それが今年3月になって何となくふと思ったのだ、仕事の話はないなと・・・。



タグ:コロナ
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