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狂牛病(BSE)情報330 あなたの焼酎大丈夫? [平成阿房伝]

9月8日(月)08 読売新聞

    汚染米転用の告発2回、農水省見抜けず…酒造5社混入の可能性  
 米穀加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市)が工業用の「事故米」を食用に転売していた問題で、農林水産省東京農政事務所に昨年1月、2度にわたって同社の不正を告発する情報提供が寄せられていたことがわかった。

 農水省はこれを受け、同社を立ち入り調査したが、不正を見抜けなかったという。

 また、農水省は8日、事故米が含まれたコメを原料として仕入れていた可能性のある酒造会社5社を公表した。

 農水省によると、告発は大阪府内から封書で寄せられた。基準値を超える有機リン系の農薬「メタミドホス」が検出され、「工業用のり原料」として2006年11月に国から同社に売却された中国産もち米約500トンが食用として転売されている、との指摘だった。

 農水省は告発を受け、昨年1月末から2月初めにかけて同社に立ち入り調査。同社は、昨年11月以降にも汚染米を購入しているのに、同省は、倉庫内に中国産もち米500トン分が保管されていることを確認しただけで、「転売はない」と判断したという。

 農水省が公表した5社は、喜界島酒造(鹿児島県)、西酒造(同)、光酒造(福岡県)、抜群酒造(熊本県)、六調子酒造(同)。

 このうち、西酒造は、焼酎「薩摩宝山」を、一升瓶換算で約30万本を全国に出荷しており、7日から自主回収を始めた。

 同社によると、今年3月に、三笠フーズのグループ会社「辰之巳」(大阪市)から数百トンを仕入れた。辰之巳の社長は三笠フーズの冬木三男社長が兼任する。

 また、抜群酒造と六調子酒造の2社は8日、熊本県内で記者会見し、辰之巳から、事故米が含まれた米を原料として仕入れた可能性があると発表した。

 抜群酒造によると、辰之巳との取引は2006年ごろから始まった。辰之巳の精米工場は、三笠フーズの九州工場(福岡県)の敷地内にあり、農水省九州農政局から、「原料米に事故米が入っている可能性がある」と指摘されたという。

 会見した抜群酒造の西達彦社長によると、この原料米を使った焼酎は「全麹抜群(ぜんこうじばつぐん)」(1・8リットル入り)で、512本を通信販売で売り、12本を地元の小売店に卸したという。

 西社長は「大手商社から、辰之巳から仕入れるよう持ちかけられ、購入した。事故米とは知らなかった。長年にわたって信頼を築いてきただけに断腸の思い」と述べた。

 六調子酒造は今年1月に仕入れ、焼酎を製造したが、出荷していないという。

 熊本県が2社の焼酎を検査したところ、残留農薬などが検出されず、安全性に問題はないとしている。

ひとこと:告発があったのにこの体たらく、農水省なんて機能していないということです。一連の偽装(?)、この言葉自体変です。変な世の中、でも確実なことは死ぬ人がいることです。
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