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狂牛病(BSE)情報668 台湾、米産牛肉巡り、合意反故 [平成阿房伝]

12月29日(水)09  ロイター

台湾、一部米国産牛肉の輸入禁止を復活へ


 [台北/ワシントン 29日 ロイター] 台湾の立法院(国会に相当)は29日、特定の米国産牛肉の輸入を禁止する法律の修正で合意した。米国産牛肉の輸入禁止を復活させることをめぐり、与党国民党と野党民進党が基本合意に達したことを受け、王金平・立法院長は、来年初めにもこの問題について採決を行うと述べた。

 台湾の中央通信社は、これにより、ミンチ肉、内臓、生後30カ月以上の牛肉の輸入が禁止される、と伝えた。

 米通商代表部(USTR)と米農務省(USDA)当局者は共同声明を発表し、同法律の修正は台湾と米国が2か月前に署名した合意内容を無効にするものだと批判した

 台湾は、米国内でBSE(牛海綿状脳症)の最初の例が見つかったことを受け、2003年12月に米国産牛肉の輸入を禁止。2006年に、生後30カ月以下の骨なし牛肉の輸入を解禁した。

 今年10月には、生後30カ月以下の骨付き肉を含むすべての部位を輸入解禁としたが、BSEへの懸念から批判が続出していた。

ひとこと:11月に新しい合意内容で米産牛肉を輸入するはずだったが、紛糾に次ぐ紛糾で、結局元に戻った。賢明な選択といえよう。自国民の声を反映した法律に修正される。日本の基地問題も同じことだといえよう。
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