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石のつぶやき348 去年の牛の飼料稲藁8道県7200トン、処分未定 [平成阿房伝]

10月18日(火)11  朝日新聞


未処分の汚染稲わら、8道県に7200トン 農水省試算

 放射性セシウムによる牛肉汚染の原因となった稲わらについて、農林水産省は17日、残されている汚染わらが8道県の農家1018戸に約7200トンあるとの推計を公表した。同省は汚染度が高いわらの処理に自ら乗り出したが、大半は処分が終わる見通しが立っていない。  

7月に発覚した牛肉汚染問題は、東京電力福島第一原発の事故でばらまかれたセシウムが屋外にあったえさ用のわらに降り注いだことが原因になった。汚染わらは16道県に流通。食べた可能性がある牛の出荷頭数は5千頭近くに上った。


ふたこと:北海道の飼料用の稲藁も汚染されていた。汚染わらが8道県の農家1018戸にある約7200トンの大半は処分されていない。既に今年の新しい藁が田圃に野ざらしされている。線量を測った話も聞かない。もっぱら玄米が汚染されているかどうかに一喜一憂している。玄米が汚染されていないといっても、当該地域の米は残念ながら売れない。となれば産地を偽るか、ブレンド米にして流通することになる。稲藁は野ざらしにされて被曝していく。牛の飼料は必要で当該地域の稲藁が自然環境から野ざらしの保存で、良質の飼料として重宝されてきたのである。この飼料がなければ日本の家畜産業は成り立たない。目を瞑って牛の飼料にするしかないだろう。肉の放射線被曝は測定しないことにする。どちらにせよ、高濃度に汚染された家畜の肉も密かに流通するのは目に見えているのだから・・・。
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