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石のつぶやき388 原子力安全委、「SPEEDI」避難指示に使わない [平成阿房伝]

1月18日(水)11 読売新聞


避難判断にSPEEDI使わず…安全委が改定案



 原子力防災指針の改定を検討している内閣府原子力安全委員会の作業部会は18日、原発事故で住民の避難判断をする際、放射性物質拡散予測システム「SPEEDI(スピーディ)」は信頼性が低いため使わず、実測した放射線量などをもとに判断するという見直し案をまとめた

 「スピーディの予測は不確実性が大きく、緊急時の活用は困難」というのが見解>。「予測情報が提供されていれば、より適切な避難経路などを選ぶことができた」とする政府の東京電力福島第一原子力発電所事故調査・検証委員会の中間報告書(昨年12月)の指摘と対立するもので、議論を呼びそうだ。

 現行の原子力防災指針では、「スピーディの情報や事故状況などを基に、50ミリ・シーベルト以上の 被曝 ( ひばく ) が予測される場合に、避難指示を出す」となっているが、実際の住民の避難指示には活用されず、批判されていた。


ふたこと:原発事故で住民の避難判断をする際、放射性物質拡散予測システム「SPEEDI(スピーディ)」は信頼性が低いため使わず、実測した放射線量などをもとに判断するという見直し案をまとめた。米軍には「SPEEDI(スピーディ)」の情報をいち早く提供し、日本人には知らされなかった。情報を提供する側に悪意があったのか、「民は知らしむべからず、よらしむべし」を貫いたのであろうか。米国の米国人の避難指示は、SPEEDIによってなされた。その正確さは、実証されている。それを全く無視した内閣府原子力安全委員会の作業部会は、何のために存在しているのか。被害を恣意的に判断して避難指示範囲を小さくしようとする意図がはっきりしている。原子力村は日本人の生命など露ほども考えていない。
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