石のつぶやき511 国の品格とは [平成阿房伝]
9月21日(金)12 時事通信
NZ艦船の寄港禁止解除=26年ぶり―米国防長官
【シドニー時事】ロイター通信などによると、パネッタ米国防長官は21日、訪問先のニュージーランドで、同国軍艦船による米軍・米沿岸警備隊基地への寄港禁止措置を26年ぶりに解除したことを明らかにした。
米国とニュージーランドは同盟関係にあったが、同国が1985年に核兵器搭載の有無の通報を拒否したとして米軍艦船の入港を拒んだことから、米国は86年に関係を凍結した。
ふたこと:ときのニュージーランド首相David Russell Langeは核兵器に対していかなる理由があろうと、モラル的には許されないという強い信念を持っていた。核兵器の存在は許されない。この政策は1985年に、試練を受けた。ANZUS(オーストラリア、ニュージーランド、アメリカの同盟関係)のもとに訪れたアメリカ海軍の艦船入港をめぐって、首相は艦船が核兵器を積んでいるかどうかの回答を求めた。アメリカは応えなかった。彼はウラニュウムの臭いをかぐことができるとまで言って、軍艦の入港を認めなかった。その政策は現在も続いている。アメリカは、ニュージーランドに対して「友好国」ではあるが同盟国ではないと宣言してニュージランドの艦船の入港を禁じた。それが今まで続いていたということである。 非核三原則: 核は保有しない、核は製造もしない、核を持ち込まないというこの核に対する三原則、その平和憲法のもと、この核に対する三原則のもと、そのもとにおいて日本の安全はどうしたらいいのか、これが私に課せられた責任でございます。これは外務省の国会答弁である。「持ち込まない」は、ずっと日本国民に嘘を言ってきたのである。核兵器搭載の艦船が日本に寄港するたびに核兵器を取り外してきた。あり得るはずのないことをいってきた。アメリカには何も言うことはできない。アメリカの属国であることを唯々諾々、今も続けているのである。そして今大事なことは、原発を維持することは後の二つ、保有、製造もすぐにできる態勢であることだ。原発にはこのようなきな臭さが存在するということ。濃縮ウランとプルトニュウムは既にある。 きな臭さと胡散臭さだけの日本の政治、「憲法改正」だと息巻く。日本を平和裡に幸福に導こうという政治は、全くない。不幸まっしぐらである。今こそ国の品格が問われるのである。ニュージーランドは小国であるが、日本より大きな存在であることは確かだ。
NZ艦船の寄港禁止解除=26年ぶり―米国防長官
【シドニー時事】ロイター通信などによると、パネッタ米国防長官は21日、訪問先のニュージーランドで、同国軍艦船による米軍・米沿岸警備隊基地への寄港禁止措置を26年ぶりに解除したことを明らかにした。
米国とニュージーランドは同盟関係にあったが、同国が1985年に核兵器搭載の有無の通報を拒否したとして米軍艦船の入港を拒んだことから、米国は86年に関係を凍結した。
ふたこと:ときのニュージーランド首相David Russell Langeは核兵器に対していかなる理由があろうと、モラル的には許されないという強い信念を持っていた。核兵器の存在は許されない。この政策は1985年に、試練を受けた。ANZUS(オーストラリア、ニュージーランド、アメリカの同盟関係)のもとに訪れたアメリカ海軍の艦船入港をめぐって、首相は艦船が核兵器を積んでいるかどうかの回答を求めた。アメリカは応えなかった。彼はウラニュウムの臭いをかぐことができるとまで言って、軍艦の入港を認めなかった。その政策は現在も続いている。アメリカは、ニュージーランドに対して「友好国」ではあるが同盟国ではないと宣言してニュージランドの艦船の入港を禁じた。それが今まで続いていたということである。 非核三原則: 核は保有しない、核は製造もしない、核を持ち込まないというこの核に対する三原則、その平和憲法のもと、この核に対する三原則のもと、そのもとにおいて日本の安全はどうしたらいいのか、これが私に課せられた責任でございます。これは外務省の国会答弁である。「持ち込まない」は、ずっと日本国民に嘘を言ってきたのである。核兵器搭載の艦船が日本に寄港するたびに核兵器を取り外してきた。あり得るはずのないことをいってきた。アメリカには何も言うことはできない。アメリカの属国であることを唯々諾々、今も続けているのである。そして今大事なことは、原発を維持することは後の二つ、保有、製造もすぐにできる態勢であることだ。原発にはこのようなきな臭さが存在するということ。濃縮ウランとプルトニュウムは既にある。 きな臭さと胡散臭さだけの日本の政治、「憲法改正」だと息巻く。日本を平和裡に幸福に導こうという政治は、全くない。不幸まっしぐらである。今こそ国の品格が問われるのである。ニュージーランドは小国であるが、日本より大きな存在であることは確かだ。
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