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石のつぶやき561 非嫡出子みたいと規制委を批判、石川県知事 [平成阿房伝]

12月11日(火)12 共同通信


規制委は「非嫡出子みたい」 国会承認ないと石川県知事

 北陸電力志賀原発1、2号機が立地する石川県の谷本正憲知事は11日、原子力規制委員会について、報道陣に「国会で承認を受けていない」などと語った上で、婚姻届を出さない事実婚の両親から生まれた「非嫡出子」に例えた。谷本知事は、規制委が10日に日本原子力発電敦賀原発(福井県)の敷地内の断層を活断層の可能性が高いと判断したのを受け、取材に応じ「委員は国会で承認を受けていない。いわば非嫡出子みたいな感じ」と語った。


ふたこと:この言語感覚で地方のいちばん偉い方がこのような発言をされるとは、とても信じられません。「非嫡出子」(正妻が産んだ子ではない)、この言葉の響きはロ短調の悲しい悪魔のささやきであろう。あなたは普通の社会から外れているのです、人生の表を歩くことはできないということを、健気に生きていこうとする母と子に引導を渡す、あまりにも悲しい明治以来の憲法の名残なのです。要するに「社会的な差別」なのです。敦賀原発の敷地内に活断層が存在するということは否定できないという判断がなされての発言である。原発を再稼働させたい、その思いだけでこういった発言をした石川県知事は、あまりにも卑しい心のない御仁だ。  しかしこの規制委メンバーの野田内閣による決定は、違法ではない。わたくしもこのような人事はあってはならないと思う。国会で承認を得るのが当然である。しかし、このような発言をする知事が、存在することの方があまりにも悲しい現実です。そのことを確認するためにわたくしは、言うのです。
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