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石のつぶやき753 サンリオおまえもか、中国製を日本製に詐称 [平成阿房伝]

1月20日(月)14 朝日新聞夕刊

「日本製」の棚 中国製陳列           銀座のサンリオ 学生取材で発覚
 ハローキティなどのキャラクター商品で知られるサンリオ(本社・東京都品川区)の東京・銀座の直営店「サンリオワールドギンザ」が、「日本製」と表示した陳列棚で中国製商品を販売していたことが分かった。早稲田大学大学院の学生らの取材班が調査し、サンリオに指摘した。同店は「意図的な偽装ではなく、担当者の勘違いだった」と釈明。同社は国内220店の商品陳列の点検に乗り出した

 サンリオによると、同店は2009年、「世界最大のサンリオフラッグシップショップ」として新装オープン。約422平方メートルの店舗にアクセサリーや洋服、文房具など計約1万点の商品をそろえている。
 学生は、早大大学院政治学研究科ジャーナリズムコースの調査報道の実習で、外国人に人気の店を取材。
 その一環で、昨年11月~今月に同店を訪れた。複数の陳列棚で「日本製 MADE IN JAPAN」お書かれたカードが掲示されていた。店内の一角では、そのカードを添えた商品が日本製であることを日本語、英語、韓国語、中国語で説明していた。
 だが、カードが掲示された棚には、「MADE IN CHINA」という英語表記のタウがついた商品も並んでいた。確認できただけでも、ハローキティをデザインした手提げバッグや折り畳み傘など複数あった。タグの英語表記を覆い隠すように価格表示シールを貼った商品もあった
 原産国を誤認させるような不当な表示は景品表示法で禁じられている。消費者庁の担当者は朝日新聞の取材に、「タグを見ず、棚の表示を見て買う人もいる可能性があり、問題だ。違反かどうかは個別の判断になる」と話す。
 学生らは今月中旬、朝日新聞記者とともに店側に指摘した。
 福田香澄店長は「担当者が勘違いし、日本製のものと日本らしいものというくくりを一緒に考えてしまっていたようだ」と話した。
 「日本製」は外国人旅行客に人気がある。
 サンリオ広報課は朝日新聞の取材に「誤解を生む恐れのあるディスプレーについて即刻商品陳列を見直した。他の各店舗にも点検を指示した」と話した。
                            (編集委員・奥山俊宏)

ふたこと:サンリオは、有名ホテルの詐称、詐欺をどのように見ていたのか。全く同じ弁明である。「意図的な偽装ではなく、担当者の勘違いだった」と言う。あまりにもお粗末、と言う以外、言葉を持たない。日本の企業の劣化は著しい、企業の矜持などあり得ない。グローバル化のもたらした安易に利益のみを追求する企業の悲しい姿だ。家電製品や工業製品は、リコールにも等しい欠陥を消費者に修理という名目で転嫁している。人を人とも思わない人減らし、そして派遣労働の常態化。限界の利益追求である。この先に待っているものは・・・。
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