石のつぶやき４７ やってられない、旅にでも出るか

３月３１日（火）０９

　　　旅にでも出るか
　仕事がなくなった。この２０年間、綱渡りの連続で、家族にずいぶん迷惑をかけてきた。糟糠の妻のままで一度もいいことがなかった。彼女の内心をはかる由もないが、わたくしは忸怩たる思いでストレスがたまるばかり・・・。そういう世界に入り込むと、蟻地獄のようなもので、そこからは這い出せない。仕事が評価されることはなく、使い捨て状態である。地獄を２０年以上味わってきたわたくしにとって、今の世界はわたくしの今まで味わってきた地獄を白日の下にさらしただけだ。大恐慌が今始まったばかりだ。
　日本の景気対策という言葉に表れるとおり、危機感がこれぽっちも感じられない。年金資金を投じて株価を支えたり、円高を阻止することに終始している。これが外国に儲けさせている。株はある程度上がったところで売り込まれている。この繰り返しで手持ちの金はなくなっていく。日本の未来はあり得ない。
　こんな無責任な政治を日本の国民は良しとするのか？小沢一郎の政治資金問題で潮目が変わった。民は自民党の目くらましに騙されてしまった。その程度の認識しかないのが悲しい日本国民・・・。これから先、何が起こるかしっかり見つめていかねばならない。目先のことにくれぐれもぶれないように・・・。