SSブログ

石のつぶやき90 トヨタは裸の王様 [平成阿房伝]

12月2日(水)09 朝日新聞  政策ウオッチ

   トヨタ リコール 犠牲者が出る前に対応を

 トヨタ自動車が11月下旬、米国で7車種、426万台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。踏み込んだアクセルペダルがフロアマットに掛かり、暴走する危険があるからだ。内閣府の大島敦副大臣は、発表翌日の記者会見で「日本の消費者が不安に感じている」と言及。1日、消費者にマットの確実な固定を呼びかけた。
 発端は米国で8月28日、州警察の高速隊員の運転するレクサス車が暴走し、家族ら3人と一緒に死亡した事故だ。それから3カ月。トヨタが米当局と協議している間、消費者庁や監督庁の国土交通、経済産業両省は、国内の消費者に情報を発してこなかった
 トヨタは、アクセルよりブレーキ装作を優先する装置の導入など、安全性能の向上策を打ち出した。だが、当面、対象は米国のみ。役員や広報担当者は「日本では問題が起こっていないので、対策は急ぐ必要はない」と話す。
 英国製ベビーカーの指切断事故は、米国で発覚後、日本での被害も見つかった。犠牲者が出てからでは遅い。関係当局にも迅速な対応を求めたい。 (中川仁樹)

ふたこと:トヨタが日本でつくっているクルマは、アメリカより安全なのか?アメリカで製造されたクルマだけの問題なのか、他の記事を読んでも不明である。アメリカだけには対応している。一番不思議なのは、これだけ大きなリコールなのに株価が下がらなかったことである。それはともかく、日本政府の担当省庁の動きである。「日本の消費者が不安に感じている」というなら、リコールさせるなり、何らかの対応を取るべきだろう。何か他人事でしかない。アメリカ人より日本人の命が安い、日米安保体制のトラウマか?
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。