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狂牛病(BSE)情報670 アンモニアガスの洗礼を受けたハンバーガー、米 [平成阿房伝]

1月1日(金)10 BY DAN FLYNN Global Food Safety 


    ニューヨークタイムズ紙、ハンバーガーの秘密を暴露 油まみれの屠畜場、かつてはペットフードや調理用の油にしかされなかった細切れ肉が、アンモニアガスの洗礼を受けたピンクのヘドロが、アメリカでは「ハンバーガー」として売られる商品に化けている
 
 理解するにはちょっとややこしい報告で、ニューヨークタイムズ紙は昨日、南ダコタ州の企業とUSDA(アメリカ農務省)の食の安全検査局(FSIS)が2001年以後、バクテリアをなくす方法としてアンモニアを牛肉加工に必要なものとして使っていたが、ハンバーガーにはその記載も報告もなかった。

 マクドナルドとバーガーキングは、ワシングトンポスト紙の取材にビーフプロダクト(Beef Product Inc.)でつくられたピンクスライムを使用していると答えた。

 ビーフプロダクトは、アンモニアの殺菌性についてFSIS(食の安全検査局)を説得して通常の検査を免れていた。ところがタイムズ紙は、政府とこの企業との記録からこの企業がつくっていたものがO-157大腸菌とサルモネラ菌でかなりの頻度で汚染されていたことを証明した。

 この会社の社長は、多大な献金をしていた、共和党へも民主党へも、南ダコタ、アイオワ、ネブラスカ州である。2004年のブッシュ、2008年のマッケインにも献金していた。

ひとこと:このハンバーガーは、スクールランチ・プログラムでも使用されていたが、あまりにもアンモニア臭がひどいとして使用されなかった代物である。また使われた細切れ肉がどこの部位を取ったか不明であるが、あらゆる部位が使われても不思議ではない。それが油をさらに加えられて「ハンバーガー」という商品になるのだ。アンモニアガスを加えても、O-157大腸菌、サルモネラ菌は死滅しなかったことだけがはっきりした。昨年のそれら病原菌によるリコールは、当然の帰結だ。日本のハンバーガー、大丈夫か?
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