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狂牛病(BSE)情報671 台湾の行方は、日本の基地にも影響 [平成阿房伝]

1月5日(火)10 毎日新聞

台湾、米国産牛肉輸入禁止を可決 米の反発必至

 【台北=新居耕治】台湾の立法院(国会)は5日、米国産牛ミンチ肉などの輸入を禁止する法改正案を可決した。昨年10月に米台当局が輸入解禁で合意し署名した議定書に反するもので、米国の反発は必至。牛肉輸入解禁をテコに米国との経済協議を再開し、自由貿易協定(FTA)締結につなげる狙いだった馬英九政権にとって痛手になりそうだ。

 台湾立法院は5日、食品衛生管理法の修正法案を可決。過去10年以内にBSE(牛海綿状脳症)の発症例があった地域からの牛の頭骨、脳、目、脊髄(せきずい)、ミンチ肉、内臓の輸入禁止を決めた。立法院通過で法改正は成立し、馬総統は同日の記者会見で「立法院の決定を尊重する」と述べた。

 米台当局は昨年10月、台湾当局が従来から輸入を認めていた骨なし牛肉に加え、米農務省の証明書添付などを条件に、特定危険部位を除き生後30カ月以下の牛肉の輸入解禁で合意した。今回の法改正で米国産で新たに輸入を解禁されるのは従来から認められていた骨なし牛肉に加え、骨付き牛肉だけに限られる。 (20:35)

ひとこと:昨年10月に合意した台米議定書を覆す法案を、台湾立法院は食品衛生管理法の修正案として可決した。台湾と米が合意した内容は、アメリカの牛肉は安全であるという主張を受け入れるということでアメリカからの武器を購入する約束だった。牛肉に関して骨付き肉(リブやTボーンステーキ)、脂肪、あらゆる部位を輸入するはめとなった。その決定に激しい怒りが台湾の人たちに渦巻き、混乱は収まる様相をみせなかった。その結果が今回の法的措置となった。この台湾の結果にアメリカは恫喝しているが、台湾の国内事情に口は出せまい。武器の取引に関しても、台湾が買わないとすればアメリカの軍需産業の多大なる痛手となる。前にも言ったように日本の基地問題もこれを注視すべきである。日本はアメリカのパートナーではない、敗戦以来アメリカの属国でしかない。フィリピンは米軍基地をなくした、それで何があったか?日本はここを先途として日本の行く末をはっきりすべきだろう。

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