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石のつぶやき105 性同一障害者に差別 [平成阿房伝]

1月12日(火)10  時事通信


「非嫡出子」扱いを見直し=性同一性障害者夫婦の人工授精-法相



 千葉景子法相は12日午後の記者会見で、性同一性障害により女性から男性に戸籍を変更した夫が、妻との間で第三者から提供された精子を受け人工授精でもうけた子を「嫡出子と認めない」とする現行の法務省見解を見直す考えを表明した
 夫が生来の男性の場合、妻との間で同様の人工授精でもうけた子は嫡出子として認められているが、法相は「片方(性同一性障害者)だけ否定するのは無理がある」と指摘。省内で改善措置を検討して早急に結論を出したいとの考えを示した。 


1月10日(日)10 共同通信


嫡出子との届け出認めず 性同一性障害の夫に市役所
 性同一性障害で、戸籍の性別を女性から変えた兵庫県宍粟市の自営業男性(27)が、弟の精子の提供を受け非配偶者間人工授精で妻(28)との間に生まれた子どもの出生届を市役所に提出したところ「非嫡出子」として届け出るよう指示されていたことが10日、男性への取材で分かった。性同一性障害学会理事長の大島俊之九州国際大教授は「正式な婚姻関係があるのに差別的な取り扱いだ」と指摘している。

ふたこと:宍粟市の判断は市独自によるものか、法務省の指示があったのかが問題である。市の判断は差別以外なにものでもない。嫡出子、非嫡出子という考え方がそもそもおかしいのである。「家」制度の維持のためにある考え方である。「家」の亡霊がいまだに日本を覆っている。
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