狂牛病（BSE)情報７８０ 伊で、二人目のヒトの狂牛病

７月２２日（木）１０　AFP


　　　　　イタリアで二人目のヒトの狂牛病

４２歳のイタリア女性がこの国で二人目のヒトの狂牛病であると発表された。容態が悪化して入院したとANSAニューズが水曜日報告した。

　この女性は、ミラノ神経科病院で数ヶ月前に変異型クロイツフェルト・ヤコブ病（ｖCJD)）と診断され、昏睡状態となりLivornoの病院の移送されていた。

　女性がどのように病気に感染したかは不明である。

　２００９年１０月にこの女性が変異型CJDに感染したようだとイタリア厚生省が報告していた。

　イタリアでの最初のヒトの狂牛病は２００２年にシシリー島で発生した。

　先週の金曜日、ヨーロッパ連合はヨーロッパでの狂牛病はほとんど片づいたと発表。

　僅か６７頭の狂牛病が去年だけで発生したが、年老いた牛で、随分前に感染した牛だとしていた。

ひとこと：先週欧州連合は、狂牛病はほとんど解決したといっていた。その割りに６７頭の狂牛病が連合域内で発生していた。ヒトの狂牛病（ｖCJD)は、５年から２０年後に発病する。まだまだ発生すると考えるのが常識であろう。今回のように適切に報告されるかが、課題である。

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