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狂牛病(BSE)情報824 グルコサミンとコンドロイチンは、関節炎に効果なし [平成阿房伝]

9月18日(土)10  By Nick Collins Telegraph.co.uk


    関節炎のサプリメントは医学的には効果なし
イギリスの100万人の関節炎患者に処方された二つのサプリメントは、効かないと研究者が警告した。

股関節や膝の関節炎の痛みを和らげるとして医師が奨めるグルコサミンとコンドロイチンは、症状に対して医学的には効かないという。
新しい患者にはサプリメントに財政的補助と処方を止めるべきであると、スイスのベルン大学の研究者はいう。
 
2009年、イギリスでは90万人以上の人にサプリメントが処方されている。関節炎患者のさらに多くの人が直接購入している。

慢性疾患がイギリスの一般的な関節炎であり、850万人の患者がいると考えられている。
これらの患者には一般的に痛み止めや炎症を抑える薬が処方されるが、長期に服用すると患者の中には胃と心臓にあまり良くない結果をもたらす。

 グルコサミンとコンドロイチンは、最近特に患者に処方され、売り上げは1,600億円に達している。

 これらのサプリメントは軟骨からつくられる合成物である。100円以下で購入できる。
 
 しかしBritish Medical Journalで発表される研究の結果は、心理的な効果以外、症状をよくする効果は認められないと結論している。

Peter Juni(uはウムラウト訳者注)教授率いる研究者は偽薬と比べて、グルサコミンやコンドロイチン、あるいはその組み合わせのものは、関節の痛みを軽減するどころか関節部分の隙間を狭くしてしまうことになる場合もあると述べている。

患者がサプリメントの効果を信じて買うお金がある限り、これを飲み続けることに何ら問題はないとも付け加えている。

関節炎に悩んでいる人によい知らせがある。ブロッコリを食べることで症状を抑えることができるという研究結果である

 East Anglia大学の研究者は、sulforaphane(サルフォラファン)はブロッコリに多く含まれていて、関節をダメにする酵素を抑制することが分かったという。

ひとこと:信ずれば救われる、の世界である。テレビのコマーシャルをみていると、元気な人を選りすぐった感じがする。一般的に経口(飲む)のものは、効きが悪い。それが自然なのである。よく効くというのは、基本的にドラッグであるのだ。そうである限り、サプリメントは効かないというのが常識的な判断だろう。それよりブロッコリーを食べましょう!

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