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狂牛病(BSE)情報833 あの種牛6頭は、口蹄疫に感染していなかった [平成阿房伝]

10月7日(木)10   読売新聞


殺処分の民間種牛6頭、感染検査すべて陰性


 宮崎県の 口蹄疫 ( こうていえき ) 問題で、同県高鍋町の 薦田 ( こもだ ) 長久さん(72)の殺処分された種牛6頭について、農林水産省は7日、生きていた当時に感染していたかどうか確認する血液検査の結果、すべて陰性だったと明らかにした

 東京都内の動物衛生研究所の施設で、保存していた冷凍血液を検査した。 国は当初検査を拒否していたが、県の要請を受け、5日に検査することを表明していた。

ひとこと:薦田 ( こもだ ) 長久さん(72)は、自ら育てた国宝級の種牛の殺処分を執拗に拒んでいた。口蹄疫に感染していない、何とか殺さないで欲しいと必死に嘆願していた。一部を認めれば行政を執行することができなくなるという国の論理で、種牛6頭を殺してしまった。その無念を後世に残すための薦田 ( こもだ )さんの最後の抵抗だった。せめて、彼の判断、わが種牛は口蹄疫に感染していない、殺さないでくれという悲痛な嘆願が正しかったどうかの検査だった。県の6頭の種牛は隔離されたが、1頭は口蹄疫に感染していた。後は大丈夫ということで終わっている。だから彼は最後まで殺処分に応じなかった。彼の確信は、感染していない。その通りだった。今後の口蹄疫対策を考えるのに、大切な命を失った動物たちのためにも、感染していない動物を食に回すとか、殺す範囲を考え直すとか、根本的に考える必要がある。
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