狂牛病（ＢＳＥ）情報８３４食品の成分、原産地国表示、そして食用油の検証を

１０月８日（金）１０　　毎日新聞


栄養成分表示をメーカー義務づけへ

　消費者庁は食品のカロリーや脂質量などの栄養成分表示をメーカーなどに義務づける方針を固めた。来年夏をめどに義務化の範囲などをまとめ、食品に関する一元化法に盛り込む方向で検討する。

　８日、岡崎トミ子消費者担当相が閣議後の会見で明らかにした。日本では現在、カロリーカットなどをうたう製品以外の栄養成分表示は任意。同庁は心疾患のリスクを高めるとして米国などで表示が義務化されたトランス脂肪酸の表示方法を検討してきたが、米国や韓国、中国などでは栄養成分全体の表示が義務化されており、日本でも同様の対応を求める声が上がっていた。

　同庁は１１月上旬にも学識経験者や業界関係者による検討会を設け、エネルギー、炭水化物、たんぱく質、脂質、ナトリウムなど基本的な成分のほかに、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸、糖類などもどこまで盛り込むか検討する。【山田泰蔵】


ひとこと：企業献金があれば、企業の言いなりであった。「政治と金」はそのことの体現であり、まさに金にがんじがらめにされた自民党一党独裁の悲しい世であった。やっと当たり前の世の中、国民の健康が優先される社会になった。 　カロリー表示当たり前、加工食品の成分の原産地国全表示を先ずすべきであろう。トランス脂肪酸に関して、マーガリンをつくった国故、何の評価もされてこなかった。マクドナルドなどでのフレンチフライでの使用が問題視され、トランス脂肪酸は禁止された。日本での食用油に関して全く評価がないのである。サラダオイルはフランスでは禁止されており、キャノーラ油は問題視されている。後者、キャノーラ油は遺伝子組み換え食品である。きちんとした評価をして国民に指針を示すべき時である。こんにゃくゼリーの結論は出たはずである。それにまた時間をかけるとは、無駄という以外なにものでもない。

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