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石のつぶやき195 審査会、9・14の議決の意味は [平成阿房伝]

10月6日(水)10   読売新聞


代表選当日の小沢氏審査、「議論煮詰まり」議決

 東京第5検察審査会が小沢氏を「起訴すべきだ」と議決するまでの経緯が、審査会関係者の話で明らかになった。

 関係者によると、11人の審査員たちは、お盆休みのある8月中は隔週でしか集まれなかったが、9月に入ってからは、平日に頻繁に集まり審査を行った。 9月上旬には、「起訴議決」を出す場合に義務付けられている検察官の意見聴取を行った。意見聴取では、東京地検特捜部の斎藤隆博副部長が1時間以上にわたって説明。斎藤副部長は「元秘書らの供述だけでは、小沢氏と元秘書らとの共謀の成立を認めるのは難しい。有罪を取るには、慎重に証拠を検討することが必要です」などと、審査員らに訴えたという。
 審査員に法律的な助言をする審査補助員を務めた吉田繁実弁護士は、暴力団内部の共謀の成否が争点となった判例や、犯罪の実行行為者でなくても謀議に参加すれば共犯として有罪になるなどと認定した1958年の最高裁大法廷判決を審査員に示し、「暴力団や政治家という違いは考えずに、上下関係で判断して下さい」と説明した。
 起訴議決が出たのは、民主党代表選当日の9月14日。第5審査会の定例の審査日は毎週火曜日で、この日は偶然、審査日にあたっていた。ただ、この日に議決を出すことが予定されていたわけではなく、議長役を務める審査会長が審査中に「議決を取りますか。それとも先に延ばしますか」と提案したところ、審査員らから「議論は煮詰まった」との声が上がり、議決を出すことになった。 議決の後、「こんな日になっちゃったね」と漏らす審査員もいたという。多数決の結果、起訴議決が出たのは午後3時頃。代表選で開票の結果、小沢氏の落選が決まったのは、その約30分後だった。 .

ふたこと:何ともいかんともしがたい状況が、何の感情もなく決まった方向へ流れていく。水の流れなら低いところから高いところへはあり得ない。ところが現実はあり得ないことが起こった。「こんな日になっちゃったね」という一言で、偶然を装う。恣意的であることを雄弁に物語っている。9月14日の議決、議論は煮詰まった?らしい。 11人の審査員たちは、お盆休みのある8月中は隔週でしか集まれなかったが、9月に入ってからは、平日に頻繁に集まり審査を行った。ということは8月2回、9月に3回以上の回数で審査したということか。  「暴力団や政治家という違いは考えずに、上下関係で判断して下さい」と説明した。結論,誘導ありき。こんなことで一政治家を葬る権利はたれにあるのか?11人のうち8人以上の可決というだけで具体的な数を前回とは違って示していない。  これを利用すれば、検察審議会、何でもできる魔法の扉。全て市民の目線?

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