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狂牛病(BSE)情報837遺伝子組み換え容認のCOP10 [平成阿房伝]

10月7日(木)10  毎日新聞



<遺伝子組み換え>「被害補償」加工品は排除へ COP10
 名古屋市で開かれている国連生物多様性条約第10回締約国会議(COP10=名古屋会議)の事前会合は7日、遺伝子組み換え作物などが輸入国で生態系に被害を与えた場合の補償などの対象について、実質的に加工品は含まない方向でほぼ意見がまとまった。8日に最終的な合意を目指す。

 ナタネなどの遺伝子組み換え生物が輸入国で外部に漏れ、在来種と交雑するなど生態系に被害が出た場合、輸出企業や国の責任のあり方や被害補償について論議。アフリカ諸国は、遺伝子組み換え生物だけでなく、その加工品にまで対象を広げるよう主張したが、主要輸出国の中南米諸国のほか、日本、欧州連合(EU)などが反対していた。 妥協案は、アフリカ諸国の主張に沿って、「遺伝子組み換え生物とその産品」と明記するものの、定義で「自然界で自ら増殖する」ものに限定した。一方、被害が出た場合の補償方法については意見調整が難航アフリカ諸国は、損害に備えた保険などを求めているが、中南米諸国は「企業活動に影響する」として反対し、歩み寄りは見られなかった。【足立旬子、福島祥】

ひとこと:遺伝子組み換えの食品をどうするのかという最大の問題が、曖昧なかたちとなってしまった。当然遺伝子組み換え生物が少しでも成分となれば、遺伝子組み換え食品であるはずが、その加工品も、「遺伝子組み換え生物とその産品」と明記するものの、定義で「自然界で自ら増殖する」ものに限定したという悲しい結果になった。菜種の遺伝子組み換え由来の食用油は、キャノーラという商品名で売られている。
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