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狂牛病(BSE)情報859韓国でまた豚に口蹄疫、牛の3000倍強毒 [平成阿房伝]

11月30日(火)10 東亜日報


「7ヵ月ぶり、今度は内陸地方」 安東で口蹄疫発生、防疫非常体制
「かつては年に1度発生するかどうかだった口蹄疫が、今年はすでに3度目だなんて…」。

29日、慶尚北道安東(キョンサンブクド・アンドン)で、再び口蹄疫が発生したというニュースが伝わると、主務省庁の農林水産食品部(農食品部)の関係者らは、戸惑いを隠せなかった。00年と02年に、それぞれ1回発生した口蹄疫が、今年1月の京畿道抱川(キョンギド・ポチョン)や、3月の仁川市江華(インチョンシ・カンファ)に続き、11月は内陸地方の慶尚北道安東まで広がっている。口蹄疫再発を受け、全国の畜産農家は防疫に関連し、非常体制に入った。


●内陸地方、こともあろうに豚に…


慶尚北道安東にあるソヒョン養豚団地内2ヵ所の養豚場の豚から、異常な兆候が初めて確認されたのは26日のこと。子豚が突然集団死した養豚場は、慶尚北道家畜衛生試験所・北部支所に届けを出した。


農水産食品部(農食品部)は、「26日の口蹄疫の簡易検査では、陰性だった」とし、「該当養豚場で23日、水タンクを掃除した際、塩素消毒剤を使用したことから、消毒剤による中毒と推定し、移動制限措置を下した」と説明した。


しかし、相次いで家畜が死亡した養豚場では28日午後、国立獣医科学検疫院(獣科院)に届けを出し、29日の精密検査の結果、口蹄疫陽性と確認された。獣科院側は、「普通、抗体は感染から2週間ほど経ってから作られる」とし、「26日の検査では陰性と判定されたが、精密検査の結果、抗原=陽性、抗体=陰性と判定されたことから、感染時期はそれほど経っていないようだ」と明らかにした。


当局は、感染初期に行われた移動制限措置のため、口蹄疫ウイルスは遠くまで広がっていないものとみている。400頭あまりが集団死したことについては、「親豚が感染すれば、数十頭の子豚もおのずと感染する」とし、「そのため、親豚より免疫力の弱い子豚が、集団死したものとみられる」と説明した。


問題は、安東では、これまで1度も口蹄疫が発生したことのない地域である上、今年発生した2ヵ所とは異なり、内陸の中心に位置しているということだ。牛に比べてウイルス感染力が3000倍ほども高い豚から発生したことも、悪材料となっている。
これを受け、農食品部は、初期防疫作業に失敗した場合、口蹄疫の拡大を阻止することはできないと判断し、防疫作業に全力を傾けることを決めた。最初に発生した養豚場から半径3キロ以内には、牛や豚2万3000頭余りが、3~10キロ内には4万頭余りがいる。口蹄疫が拡大すれば、殺処分規模は、4月に発生した口蹄疫(4万9874頭)より、さらに膨らむ可能性が高い


同日、現場を訪れた劉正福(ユ・ジョンボク)長官は、「安東は口蹄疫の発生したことがないだけに、農食品部と獣科院とが緊密に協力し、初動対処に万全を期してほしい」とし、農食品部・畜産局長や獣科院長は現場に残り、防疫対策を確認するよう指示した。


慶尚北道も、予備費15億ウォンを投入し、緊急消毒作業を行う一方、570あまりの共同防除団を立ち上げ、道内全ての畜産農家を対象に、集中的に消毒を行うことにした。慶尚北道の関係者は、「これまで口蹄疫の発生地域ではなく、大変緊張している」と伝えた。


●畜産農家、最悪の年


今回の口蹄疫の発生を受け、農食品部は周辺地域の家畜市場は当面、閉鎖することを決めた。農食品部は、「安東の地理的要因のため、全羅南道(チョルラナムド)や全羅北道(チョラブクド)、済州島(チェジュド)を除く、京畿道、慶尚北道、忠清北道(チュンチョンブクド)、江原道(カンウォンド)などの家畜市場に対し、閉鎖措置を下す考えだ」とした上で、「口蹄疫がさらに広まれば、全国の家畜市場を閉鎖することもありうる」と話した。


これに先立ち、今年4月に口蹄疫が拡大した時も、全国の家畜市場が一時、閉鎖された。これを受け、2度も口蹄疫で、苦しまされた全国の畜産農家の被害は、さらに増大するものと見られる。直ちに、今回の口蹄疫の発生を受け、韓国は今年9月に得た口蹄疫清浄国の地位を剥奪されることになり、ようやく再開された豚肉の海外輸出も、再び中止する羽目になった


一方、防疫当局は同日、口蹄疫の発生原因や移動ルートをついて疫学調査に取り掛かっている。2ヵ所の畜産農家では、中国やベトナム出身の外国人労働者3人が働いている。防疫当局は今年、中国やモンゴル、日本など周辺国から、たびたび口蹄疫が発生したことなどから、口蹄疫ウイルスが海外から持ち込まれた可能性が高いとみている。
農食品部の関係者は、「農場主や労働者の出入り記録、獣医の移動ルートなどについて調査を行っている」とし、「ウイルスの移動ルートがはっきり特定されない場合、感染原因を特定するのには、やや時間がかかりそうだ」と話した。


ひとこと:2度あることは3度ある。前門の虎、後門の狼。悪いことは続くもので最悪の事態を覚悟して取り組むべきであろう。韓国の後、日本も口蹄疫に苦しんだ。韓国は豚から入っているから、かなり強毒、牛に比べて豚のウイルスは3000倍。日本にも入ってくることは、覚悟しなければならない。この前の時にも問題にしたが、ワクチンをうった家畜をどう扱うかである。全て殺処分にする必要はないとされている。そのことも考えて今後に生かさねばならない。豚(インフルエンザ)、牛・豚(口蹄疫)、鳥(インフルエンザ)、牛・豚(口蹄疫?)。そうならなければよいが・・・。
タグ:韓国 口蹄疫
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