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石のつぶやき216 背中で銀杏が泣いている [平成阿房伝]

          情けない国会議員の姿に涙
                                         無職  加納 重文
(大津市 70)
 仙谷由人官房長官に対する問責決議が可決された。野党は問責理由のひとつに、自衛隊を「暴力装置」とした発言を挙げていたが、わたしには奇異に思えて仕方がなかった。
 自衛隊が実質的に軍隊なのは、国民の誰もが認識している。武力という暴力を担っている組織であることは明白だろう。それでも、現在の国際的な情勢や災害救助活動などでの貢献から、国民の多くが自衛隊を容認している。また、その本質を知ったうえで感謝もしているのだ。
 問題の根本は、暴力装置という表現にあったのではない。菅政権を実質的に支えている仙谷官房長官に集中砲火を浴びせ、政権打倒を図ろうとする野党の思惑が見え見えだった。多くの人がそのことに気付いていたし、対立する与野党の議員も、おそらく本心では自覚していただろう。
 尖閣諸島や北方領土を巡る問題や、挑発的な動きを繰り出す北朝鮮への対処など、国家の危機は次々と襲来している。その緊急時、姑息な揚げ足取りに終始した国家会議員の姿を見て、情けなくて涙が出た。次の国会では、国家国民を思う政治家によって真剣な議論がなされるように願う。  
朝日新聞 12月5日 声


ふたこと:与野党共々、児戯に終始する国会という悲しき舞台であった。せめて見えを切れよ、晴の舞台なら。官僚の策に踊らされて何の疑問も抱かなくなった菅政権、そこには空虚な、無意味な言葉の羅列。菅政権は官僚の巧妙な演出なのである。また官僚はさらに大きな権力を手中にした。このくびきから逃れるために、国民のためを目指した民主党ではなかったのか?戻れない道に入ったのではなかったのか。
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