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狂牛病(BSE)情報862 ノロウィルス流行、よく加熱すること [平成阿房伝]

12月2日(木)10 朝日新聞


ノロウイルス、掃除機ご用心 ゴミから感染の恐れ

  
 今冬、流行が本格化しはじめたノロウイルスに、掃除機内のゴミから感染する危険性が高いことが分かった。患者の便や吐物から広がる「第三の感染経路」だ。掃除機がウイルスがついた室内のほこりを吸い集めて濃縮するためとみられる。ゴミを0.1ミリグラム程度吸い込むだけで感染・発症する可能性がある。研究者は「掃除機のゴミ処理後は、必ず手洗いとうがいを」と呼びかける。

 ノロウイルスは、患者の便や吐物から空気中のちりやほこりにくっついて感染を広げる性質がある。

 長野県環境保全研究所感染症部の吉田徹也主任研究員らは、掃除機がほこりを集めて濃縮する機能があることに注目し、47の一般家庭で掃除機内のゴミを調べた。すると2家庭からゴミ1グラムあたり最大約50万個のウイルスが見つかった。ウイルスは18~30日間にわたって出続けた。どちらの家庭もその2~4週間前に家族が発症していた。この患者の便などから家庭内のほこりにウイルスが拡散し、掃除機で濃縮されたと見られる。

 ノロウイルスは10~100個で発症する。今回の結果によると、掃除機内のゴミ約0.1ミリグラムで発症する危険があることになる。

 吉田さんは「掃除機のゴミを不適切に処理すると感染源になる危険性が高い」と指摘。感染を防ぐポイントとして、ゴミを処理する時に(1)屋外で取り出す。できればマスクや使い捨て手袋を使う(2)すぐポリ袋などに入れて封をする(3)処理後は手を洗い、うがいをする――を挙げている。(編集委員・中村通子)

ひとこと:欧米では冬の定番となっている。それだけノロウィルスによる食中毒が多いということである。健康な人なら問題ないが、幼児やお年寄りにとっては致命的になる。きちんと加熱すれば防げる。特にカキは注意する必要がある。生食用とスーパーで売っているものをそのまま食べない。生で食べる場合は、生産地に行くか、新鮮な貝殻付きのものを手に入れる。
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