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狂牛病(BSE)情報884 宮崎市養鶏場で、高病原性ウイルス確認 [平成阿房伝]

1月22日(土)11  朝日新聞


宮崎市の鶏、高病原性ウイルス確認 1万羽殺処分へ

 宮崎市佐土原町の養鶏場で鳥インフルエンザ感染の疑いのある鶏が見つかった問題で、宮崎県は22日未明、宮崎家畜保健衛生所で遺伝子検査をした7羽中6羽から高病原性ウイルス(H5亜型)が確認された、と発表した。県は同日朝、この養鶏場で飼育している約1万羽の殺処分を始めた

 県は、養鶏場から半径10キロ以内で鶏や卵の移動を制限する移動制限区域も設定した。区域内の46養鶏場(計約150万羽)への立ち入り検査をする。宮崎市を含む2市3町の幹線道路に消毒ポイント計26カ所を設置し、一般車両も含めて消毒を徹底する。また検体を動物衛生研究所(茨城県つくば市)に送り、より詳しくウイルスの型を調べる。

 宮崎県によると、この養鶏場はブロイラーのヒナを生産するための親鶏約1万羽を飼っている。21日、六つある鶏舎のうち一つの鶏舎で36羽が死んだため、同日夕、宮崎家畜保健衛生所に届け出た。県は、この養鶏場の卵からヒナをかえす同県川南町の孵卵(ふらん)場(移動制限区域外)についても、ヒナなどの移動自粛を求めた。

 今季の高病原性鳥インフルエンザの確認は、鹿児島県出水市のナベヅルなど7例目。養鶏場での発生は、昨年11月の島根県安来市に続き2例目となる

 宮崎県では、2007年1月にも清武町(現宮崎市)、日向市、新富町で鳥インフルエンザが3例発生し、計21万羽が殺処分された。昨年は牛や豚などが感染する口蹄疫(こうていえき)で約29万頭が殺処分された。  県畜産課の岩崎充祐家畜防疫対策監は22日未明の記者会見で「韓国で発生していた関係もあって、昨年中に2回、(100羽以上を飼養している)約千戸の全農場に立ち入り検査し、防鳥ネットの破損や消毒の状況などを巡回指導してきた。今回の農場もチェックはきちんとされていた。宮崎だけが立て続けに発生することに本当にショックを受けている」と述べた。

 農林水産省の食鳥流通統計調査(2009年2月)によると、宮崎県はブロイラーの飼養羽数が1838万羽で、隣県・鹿児島に次いで全国2位。農業産出額もブロイラーが499億円で鹿児島に次いで2位となっている

ひとこと:相手がウイルスだけにどこで発生してもおかしくない。広がらないことを祈るばかりである。
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