狂牛病（BSE)情報９０８ 中学校の給食で食中毒

２月２３日（水）１１　　　　時事通信


給食のサラダにサルモネラ菌＝食中毒、洗浄不足が原因か―北海道・岩見沢
　北海道岩見沢市の小中学校で、給食を食べた生徒・児童ら多数が食中毒とみられる症状を訴えた問題で、道は２３日、サルモネラ菌が原因の集団食中毒と発表した。給食に出たブロッコリーサラダと発症者の便から遺伝子型の一致する菌が検出された。道は、調理器具の洗浄、消毒が不十分だったため被害が広がった可能性があるとみている。　道によると、小中９校で９日昼に同じメニューの給食を食べた児童、生徒と教職員計２８７６人のうち、１３７５人が下痢、腹痛、発熱などを訴え、８５３人が医療機関で治療を受けた。２５人が入院したが、全員が快方に向かっているという。　



２月２３日（水）１１　　　読売新聞


給食に異臭、兵庫の中学３校で１５７人食中毒か
　兵庫県西宮市教委は２３日、市立中学３校の生徒と教職員計１５７人が下痢や 嘔吐 ( おうと ) などの症状を訴えていると発表した。　重症者はおらず、いずれも快方に向かっている。市は２２日の給食が原因の集団食中毒とみている。

　市教委によると、３校はいずれも自校で給食を調理していたが、献立は同じで揚げシューマイやみそラーメン、黒パンなど。このうち揚げシューマイについて、生徒らが、「ゴム臭い」「薬品臭い」などと異臭を訴えていたという。　市教委は２４、２５、２８日の３日間、市立中全２０校と特別支援学校１校で給食を停止する。




ひとこと：あってはならない食中毒、特に学校の給食には絶対あってはならないのです。サルモレラ菌は加熱することで回避できます。アメリカで多いのが野菜からの食中毒です。その原因は、肉を扱ったまな板と野菜をあつかったまな板が同じであれば野菜が汚染されるということです。これらの食中毒の原因をきちんと調査して公表することが、今後の食中毒の予防につながるのです。

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