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狂牛病(BSE)情報913 アイルランドで、ヒトの狂牛病で若者死亡 [平成阿房伝]

3月8日(火)11 GERRY MORIARTY The Irish Times


     ベルファストの男性、vCJDと診断されて10年後に死亡
ベルファストの男性が変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)で実験的な治療を受けていたが、診断されてから10年後に26歳で亡くなった

 西ベルファストのハイフィールドに住むJonathan Simmsの家族は、彼の死に大きな打撃を受けているという。有能なサッカー選手であった彼が多発性硬化症にかかった後、2001年にvCJDと初めて診断された

 彼の父、Don Smms氏の強い要請により、この病気の進行を抑えるためにPentosan polysulphateを直接彼の脳に注入することが許可された。この薬は動物に治験されていたが、ヒトには使われていなかった。

 2年間の治療後、医師団は脳の進行が落ち着いたという報告をした。Pentosan polysulphateは、西洋ブナ材を原料として過去には膀胱炎の治療に使われていた。

 Simms氏は昨夜、息子は疲れ果てて、もう病気と闘うことはできなかった。予期しないことがあまりにも突然に起こった。残された家族は途方に暮れているとBBCに伝えた。

ひとこと:17歳の夏に発病。10年後に亡くなった。ヒトの狂牛病(vCJD)にかかると、14ヶ月以内に死亡することが多い。この治療が許可されたのが2003年である。もっと早く治験をやっていれば、この薬の効果がどれほどあるのかが判明したのではなかろうか。10年後ということは相当効果があったともいえる。
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