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狂牛病(BSE)情報917 5年ぶりのスクレイピー(羊の狂牛病) [平成阿房伝]

4月14日(木)11  西日本新聞



油山牧場の綿羊 海綿状脳症に 九州では初 人には感染せず

 スクレイピーに感染した綿羊が見つかったため、しばらく閉鎖される「ふれあい家畜舎」=14日午後4時半すぎ、福岡市南区桧原の油山牧場 福岡県は14日、福岡市の油山牧場(南区)で市民との触れ合いのために飼われ、先月30日に死んでいるのが見つかった6歳の雄の綿羊1頭から家畜伝染病スクレイピー(羊の伝染性海綿状脳症)の感染が確認されたと発表した。全国では1984年の北海道(2005年神奈川筆者注)以来64頭目。九州では初めて。

 県によると、スクレイピーは人に感染することはない死んだ綿羊の検体は県中央家畜保健衛生所(福岡市)から動物衛生研究所(茨城県つくば市)に送られ、14日に原因物質の異常プリオンタンパク質が検出された。 
油山牧場は防疫対策として、飼育中の綿羊43頭(うち死んだ綿羊の子は10頭)と感染しやすいヤギ14頭を当面、消毒した畜舎から出さない。家畜保健衛生所は症状の有無を調べる。
 福岡市などによると、死んだ綿羊は2009年2月、広島県の業者から繁殖用に購入した。スクレイピーは感染した雌の出産時に体液や胎盤などを通して子に感染することが多い。農林水産省によると、今回の感染は雄だが、子は殺処分の対象となる。通常は2―5年の潜伏期間を経て歩行異常や運動失調などの症状が出るが、確認できなかったという。 これまで感染した64頭のうち55頭は飼育数の多い北海道。直近は05年に神奈川県で確認されている。

ひとこと:スクレイピーは狂牛病の元になっている。牛がスクレイピーにかかった羊を食べて狂牛病が発生したと考えられている。その原因は異常タンパク質であるプリオンである。
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