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石のつぶやき282 東電、外部電力鉄塔崩壊は盛り土の所為 [平成阿房伝]

5月17日(火)11   時事通信


山側の鉄塔が倒壊=東電「土砂崩れで」―福島第1

 福島第1原発事故で、東京電力は17日までに、同原発と変電所を結び、東日本大震災の影響で倒壊した鉄塔の写真を公表した東電は「地震そのものではなく、土砂崩れで倒壊した」と耐震性上は十分だったとの見方を強調した

 倒壊した鉄塔は同原発から西に約400メートルの山側にあり、隣接する鉄塔は自立した状態を保っている。東電は倒壊した鉄塔は地震の揺れには耐えたが、周辺斜面の崩落に巻き込まれたとみて、他に同様の被害がないか確認を進めるとしている。 


ふたこと:大事な外部電力が、こんな言い訳で喪失してしまった。ことの重大さを何も感じぬ責任転嫁の東電である。地震には耐えたが盛り土が悪かったとか、原発を運転している当事者の感覚がまるでない。起きてはならないことを起こした、今回の出来事はすべからく東電の為せる業である。斑目の原子力安全委は、「3月下旬に2号機で高濃度汚染水が発見された時点で、メルトダウンしていたという認識があり、助言した。1号機と3号機も、事故の経緯を考えると同じことが起こっているとの認識を持っていた」と無責任にも逃げを図り、保安院を叱責した。保安院は収まらず、この外部電力喪失の経緯を23日までに報告するように東電に伝えた。このような責任のなすり付け合いでは、収まるものも収まらない。火急緊急時には必ずや最悪の事態を招くだろうことは悲しいけれども必定だ。
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