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石のつぶやき308 被爆棄民を賞賛、傀儡大臣 [平成阿房伝]

7月23日(土)11 朝日新聞


「線量計つけず作業、日本人の誇り」 海江田氏が称賛 東京電力 原子力発電所



 海江田万里経済産業相は23日のテレビ東京の番組で、東京電力福島第一原子力発電所事故後の作業に関連し、「現場の人たちは線量計をつけて入ると(線量が)上がって法律では働けなくなるから、線量計を置いて入った人がたくさんいる」と明らかにした。「頑張ってくれた現場の人は尊いし、日本人が誇っていい」と称賛する美談として述べた。

 番組終了後、記者団に対し、線量計なしで作業した日時は確かでないとしたうえで、「勇気のある人たちという話として聞いた。今はそんなことやっていない。決して勧められることではない」と語った。

 労働安全衛生法では、原発で働く作業員らの健康管理に関連し、緊急作業時に作業員は被曝(ひばく)線量の測定装置を身につけて線量を計るよう義務づけられている。作業員らが被曝線量の測定装置をつけずに作業をしていたのなら、法違反にあたる厚生労働省は、多くの作業員に線量計を持たせずに作業をさせたとして5月30日付で東電に対し、労働安全衛生法違反だとして是正勧告している。

ふたこと:こういう物言いは、英雄をでっち上げることで、ことの本質から目を逸らせる常套手段である。原発に群がる利権構造の魑魅魍魎が為せる業である。8次までもの下請けがあるという。末端の下請けの仕事は、放射線量の一番多い現場での単純労働なのである。無知な労働者を集めて必要なときだけに使い、後は何の補償もない使い棄てである。原発が出来てから相も変わらぬ末端労働者の行く末である。フクシマも線量計が足りなかったと嘯いている。始めから計器を使わせる気もないのである。労働安全衛生法はある。誰がそれを管理しているのか、厚労省は現場に係官を派遣したことはあるのか?原発は大量の放射能廃棄物と被爆棄民を生産しているのである。
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