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石のつぶやき322 フクシマ3キロ以内を瓦礫、除染物質の保管地に [平成阿房伝]

8月20日(土)11   緊急提言


フクシマ3キロ以内を買い上げよ
文部科学省が測定したフクシマ第一原発から20キロ圏内の積算放射線量によると、原発事故発生から1年間の推計値の最高は、3キロにある大熊町で508.1ミリシーベルトであった。これはもう除染云々の問題ではない。人が住める線量でないことは確かだ。
 政府は今日、瓦礫の処理の方針を早急に決定するという方針を発表した。あまりにも遅すぎる、これからの話だ。早急に決められない不都合な事実が、瓦礫の処理を決めかねていたのであろうか。つまり原発の現状が把握できないでいるが、はっきりしていることは、いまだに高濃度の放射線を発しているという事実だろう。除染をするのは、冷温停止状態になってからということにしているから、早急に取りかかれないということを裏付けている。
 瓦礫の処理は、先ずフクシマ第一原発から3キロ以内の土地を買い上げて、そこに永久保存する。被災地の全ての瓦礫、除染に伴う土砂をそこに運び、隔離、管理する以外選択の余地はないだろう。
 それでも足らなくなれば、4キロ、5キロと買い上げる範囲を拡大していくしかない。 永遠の核廃棄物は、最小の土地に効率的に閉じこめることが喫緊の課題だ。
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