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石のつぶやき363 放射能汚染でイノシシ駆除 [平成阿房伝]

11月17日(木)11 読売新聞

イノシシ捕獲、1頭1万円助成…放射能対策
 茨城県大子町は、15日にイノシシ猟が解禁されたことを受け、捕獲1頭につき1万円を狩猟者に助成する事業を始めた。 

東京電力福島第一原発事故の影響で、県内でイノシシの肉から暫定規制値を超える放射性物質が検出され、県が食用の自粛を呼びかける中、捕獲数の減少で農作物に被害が出るのを食い止めるのが狙い。 

助成は県内では初めて。町農林課によると、助成は県猟友会大子支部会員が対象。町内では昨年度、狩猟期間中(11月15日~3月15日)に235頭、期間外に73頭が有害鳥獣として駆除されたが、同課は「今まで通りイノシシ猟が行われないと、来年度以降の農作物被害が増加する恐れがある」と懸念する。

 同県内ではイノシシが生息する16市町のうち、日立、高萩、土浦、水戸の4市で捕獲されたイノシシの肉から暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を超える1040~670ベクレルの放射性セシウムが検出された。

ふたこと:これではイノシシが可哀想だ。このように1頭1万円とすれば、殺す必要でないイノシシまでもが犠牲となる。放射能とつき合えば、この程度の放射能値は問題ではなくなる。隠れた放射能汚染は全国的規模であるからだ。イノシシが農作物に被害を与える根本的な原因に目を背けるだけだ。放射の汚染にかこつけたイノシシ除去だ。
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