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石のつぶやき482 マネジメントという評価方法が「いじめ」を隠蔽 [平成阿房伝]

7月17日(火)12 読売新聞


文科省、大津に職員3人を派遣…市教委に助言


 大津市の中2自殺問題で、文部科学省は17日、児童生徒課の 郷治知道 ( ごうじともみち ) ・生徒指導室長ら職員3人を同市に派遣した。

 越直美市長が調査のために設置を表明している外部委員会の発足や市教委への助言などの業務を、約2週間支援する

 郷治室長は「痛ましい事案で、重く受け止めている。外部委員会の委員の人選や進め方について、過去の事例を生かして適切な支援をしたい」と話した。


ふたこと:文科省平野大臣は、7月6日の時点で必要なら、職員を派遣すると言っていた。なんで今頃なんでしょうね?真打ち登場のつもりかね。学校現場や教育委員会が「いじめ」を隠蔽するようになったのには、何らかの力がはたらいたからである。この期に及んでも校長は「いじめ」を否定していた。もっとひどいことが学校で起こっていても、しらばくれていれば、たいていはそれで済む。保護者は調べることができない。学校側の言うことを納得しないままも、最終的に受け入らざるを得ない。  学校現場がそのような醜い姿を見せる背景には、マネジメントという評価方法が導入されたからである。教育は、経済的な、経営的な評価方法ははじめから馴染まない。それを導入したのは文科省なのである。その文科省が、この大津の「いじめ」になんの役に立つのだろうか。調査委の人選など、指導するようなたいそうなものではない。文科省がやることは、戦後の教育政策が正しかったかどうかを検証することだろう。特に「いじめ」に対してどう対処してきたか。
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