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狂牛病(BSE)情報1043 悪玉プリオンが狂牛病を救う!? [平成阿房伝]

10月17日(水)12 By pa.press.net


      狂牛タンパク質はメモリーに関係する      



狂牛病にを引き起こす疑いのある主なものとしての脳のタンパク質が、学習や記憶力に大いなる役割を果たすことを、研究者は発見した。

 プリオンタンパク質が細胞に吸収される手助けとなって脳細胞の亜鉛濃度(レベル)を調節している、ということが分かった。

 ミネラルは神経信号伝達に重要な役割を果たしていると考えられている。しかし亜鉛の量があまりにも多く細胞の中に蓄積されるとアルツハイマー病やパーキンソン病の原因となってきた。

 プリオン分子の目あては一体何なのか、と研究者はずっと思ってきた。

それについて今まで明らかになった全ては、動物やヒトにスポンジ状の脳症を感染させる怖ろしい能力であった。

 牛の病気BSE(牛スポンジ状脳症)とヒトの、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)では変形した悪党プリオンが、スポンジのように穴に蝕まれた脳にしてしまう。

 異常なプリオンは他の正常なプリオンを連鎖反応のように異常なプリオンに変えていき、感染病になる。

 病気を引き起こすプリオンは手術器具に付着したり、血液や組織細胞 を汚染する。vCJDの原因はBSEに感染した肉を食べることによって、家畜からヒトに広がると思われる。

 プリオンタンパク質は細胞表面の経路を通してニューロンに亜鉛を少なくする手助けをすると、Nature Cmmunications誌上で研究者は述べている。

 Leeds大学のNigel Hooper教授は、「年を取ることで脳のプリオンタンパク質のレベルは落ちる、そして脳細胞に吸収される亜鉛の量はより少なくなる。そのことが年を取れば記憶と学習能力が何故変化するのかを物語っている」という。


ひとこと:実に皮肉な研究結果である。悪玉プリオンが脳細胞の亜鉛量を調節しているという。これがうまくいけば、ヒトの狂牛病、アルツハイマー病などにかかる確率が低くなる。亜鉛かー、生前のオヤジはアルツハイマー病の原因となるのがアルミニュームだという情報を得て、調理の器具をステンレス製に変えていった。  問題は、悪玉プリオンをどのように脳細胞の亜鉛のレベルを調節するように仕向けるかであろう。
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