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石のつぶやき545 官僚の言いなりで解散、民自公 [平成阿房伝]

11月12日(月)12 時事通信

赤字国債15年度まで発行=予算と一体処理、民自公合意へ-


 民主、自民、公明3党は12日夕、国会内で政調会長会談を開いた。民主党は2015年度まで赤字国債発行を認める12年度特例公債法修正案を含む「確認書」案を提示。公明党には、年内の衆院解散の確約が必要との意見が残っているが、自民党は民主案に前向きな姿勢を示しており、13日に行われる再会談で3党が合意する見通しだ。
 現在、政府予算の執行には国の借金である赤字国債の発行が不可欠だが、発行に必要な特例公債法案は与野党の対立により成立していない。3党が合意すれば、15年度までは、政府予算成立に伴い赤字国債発行が認められ、予算執行をめぐる政治的混乱は回避されることになる。 

ふたこと:赤字国債発行、きわめて異常な言葉である。理解不能の官僚言語。「政府予算の執行には国の借金である赤字国債の発行が不可欠だ。」という文言から、赤字でなければ発行されない。ではなんぼの赤字があるのか、その額を示して初めて金額が確定され、相応の国債が発行されるということなのか、それでなければ赤字だということだけで、この国債発行は青天井になってしまう。どこにも歯止めはない。その前には5年間この法律を適用するとしていたが、いつの間にか3年となっている。落としどころをさえ、指示された民自公。誰が指示したのか?その前に、にわかに解散が年内という流れができてしまった。 その根拠は、消費税増税の3党合意である。そして誰がこれをしかけたのか、とりもなおさず官僚である。官僚の言いなりが、この3党合意である。 そしてその仕上げが「特例公債法修正案」。3年間官僚のやりたい放題。復興予算増税で、新幹線、新名神をしたたかに埋め込み、復興とは関係ない事業に大手をふって使った実績はまた今度の予算に仕込まれる。  このことは、野田の役目は終わった、ということである。後は自公民で、我が官僚をどこまでも愛しなさいというメッセージである。  「小沢を葬った官僚の独壇場であろう」、悲しいかな日本の民は塗炭の苦しみが待ち受けている。
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