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石のつぶやき582 濡れ手で粟、寺銭が入る日本原電 [平成阿房伝]

1月11日(金)13 時事通信

原発停止でも過去最高益=電力5社から収入―日本原電

 日本原子力発電の2012年9月中間決算は、東日本大震災以降の原発停止で電力販売はゼロだったものの、連結純利益が過去最高の209億円となったことが11日、分かった。日本原電は原発専門の発電事業者

 東京電力など電力5社から原発の維持や安全対策にかかる費用を上期に収入として受け取る一方、工事などの支払いが下期に集中するためだ。11年上期は震災による特別損失があった反動も影響した。 

ふたこと:こういう仕組みで電気料金を支配してきたのか、ということが大変よく分かりました。大親分が1952年に設立された国策会社、電源開発。水力、火力発電で日本の電気事業の基礎を築いていった。大規模なダム開発はほとんど電源開発が担っている。今はJパワーという私企業に変身している。日本原電は次の親分で1957年、日本最初の原子力発電所である東海発電所をつくったのである。  原電が関電などの電気事業者から一定の金額が確保されているとすれば、当然Jパワーも水力、火力の電気発電の請求書は電気事業者にきちんと届けられていることになる。実際に電気の供給ができない事態になっても約束通り、今まで通りの金額が手に入る。これを濡れ手で粟というのだろう。さすが東大出の官僚、金の計算だけは確かだ。悲しいだけの消費者。
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