狂牛病(BSE)情報1063続報石川ユッケ 馬肉32トン、馬刺、ユッケに [平成阿房伝]
3月11日(月)13 時事通信
馬肉32トン偽装表示=加工用を「生食」―長野
長野県飯島町の食肉卸会社「大成」は11日、昨年1月以降、加工用輸入馬肉32トンなどを生食用と偽って全国に販売していたと発表した。食中毒の報告はないが、同日から販売を中止し、一部製品の回収を始めるとともに、警察に届け出た。
同社によると、アルゼンチンとカナダから輸入した加工用馬肉32トンを馬刺しやユッケ用として出荷した。一部は輸入時の検疫で大腸菌が検出されていたという。
3月14日(木)13 毎日新聞
<長野馬肉偽装>不正競争防止法違反容疑で家宅捜索
長野県飯島町の食肉加工卸売会社「大成(たいせい)」(田中忠雄社長)が加熱用の馬肉を「生食用」と偽装表示した事件で、長野県警は14日、不正競争防止法違反容疑で同社と前専務の男性(41)宅の計2カ所を家宅捜索した。
県警や同社の弁護士によると、経営の実質上トップだった前専務=3月6日辞職=が生食用が不足したため偽装表示を社員に指示。12年1月~13年2月に処理した加熱用のカナダ産やアルゼンチン産馬肉約32トンに生食用のシールを張って販売。馬刺しやユッケとして出荷していたという。
同県は11日、同社が出荷した馬肉約231キロ分から病原性大腸菌O(オー)103が検出されたとして同社に食品衛生法に基づき回収命令を出している。石川県の焼き肉店では2月、同社の馬肉ユッケなどを食べた客が食中毒症状を示し、長野県が同社に立ち入り調査。食中毒との因果関係は判明しなかったが、偽装表示が発覚した。
同社は年間約500トンの馬肉を出荷し、国内で約5割のシェアを占める最大手。【福富智、武田博仁】
3月13日(水)13 毎日新聞 地方版
馬肉偽装表示:県が回収命令 /長野
飯島町の食肉加工卸売会社「大成(たいせい)」が加熱用の馬肉を「生食用」と偽装表示して出荷した問題で、県伊那保健所は11日夜、偽装した約32トンのうち、東京検疫所の検査で腸管出血性大腸菌O(オー)103が検出された約231キロ分について食品衛生法に基づき、大成に回収命令を出したと発表した。回収期限は18日まで。
県食品・生活衛生課によると、東京検疫所が12年11月、抜き打ち検査し、O103を検出した。回収対象は「馬肉(生食用)」と「アルゼンチン馬肉(生食用)」の計約231キロ(100〜300グラム入りパック)。賞味期限は13年9月21日。県は「伊那保健所が他の製品についても調べており、食衛法違反が発覚すれば、更に回収命令を出す可能性もある」と述べた。【渡辺諒】
ふたこと:あのヨーロッパの馬肉牛肉偽装混合事件の続きかと思った。ではなく、日本でもこんなことがあったのかという残念なおもいだけである。残念なという思い入れすらできない日本の食に危機が訪れているということだ。まさか馬刺に外国産の馬肉が使われているとは誰も思わない。安い馬肉を仕入れて大儲けしてきたのであろう。 「石川県の焼き肉店では2月、同社の馬肉ユッケなどを食べた客が食中毒症状を示し、長野県が同社に立ち入り調査。食中毒との因果関係は判明しなかったが、偽装表示が発覚した。」ということがなければ、発覚することはなかった。専務の責任としているが、長年やってきたことだろう。 考えてみれば米牛肉もやばい、アメリカンポークは本当に安全なのだろうか?牛由来の飼料を食っているだろうに・・・。米鶏肉は、牛由来の飼料だ。 何が安全なのか、そうでないかは、その食品の成分表示を明確にすることである。加工品であっても、全ての成分表示である。そして産地の表示。さらに表示すべきは、遺伝子組み換え食品、今の表示では「遺伝子組み換え食品は使っていません」という、それを担保するものは、今のところ消費者の納得するものはない。 熊本で食った馬刺し、おいしかったが結構おもい。消化不能になって、ダウンした思いでも懐かしい。 有り体に言えばどこの産地のものを喰ったかどうかを判断することは、かみだけに許されることである。食中毒を出したということだけで、かみを越えて素人が判断できることなのだ。その単純な事実を食を扱う人々は、というよりすべからく仕事をしているが、常々意識しなければならないことだ。 この世を覆う、グローバリズムが徘徊している。コストが安ければ、利益が出る、それが全てである。この馬肉も例外ではない。
馬肉32トン偽装表示=加工用を「生食」―長野
長野県飯島町の食肉卸会社「大成」は11日、昨年1月以降、加工用輸入馬肉32トンなどを生食用と偽って全国に販売していたと発表した。食中毒の報告はないが、同日から販売を中止し、一部製品の回収を始めるとともに、警察に届け出た。
同社によると、アルゼンチンとカナダから輸入した加工用馬肉32トンを馬刺しやユッケ用として出荷した。一部は輸入時の検疫で大腸菌が検出されていたという。
3月14日(木)13 毎日新聞
<長野馬肉偽装>不正競争防止法違反容疑で家宅捜索
長野県飯島町の食肉加工卸売会社「大成(たいせい)」(田中忠雄社長)が加熱用の馬肉を「生食用」と偽装表示した事件で、長野県警は14日、不正競争防止法違反容疑で同社と前専務の男性(41)宅の計2カ所を家宅捜索した。
県警や同社の弁護士によると、経営の実質上トップだった前専務=3月6日辞職=が生食用が不足したため偽装表示を社員に指示。12年1月~13年2月に処理した加熱用のカナダ産やアルゼンチン産馬肉約32トンに生食用のシールを張って販売。馬刺しやユッケとして出荷していたという。
同県は11日、同社が出荷した馬肉約231キロ分から病原性大腸菌O(オー)103が検出されたとして同社に食品衛生法に基づき回収命令を出している。石川県の焼き肉店では2月、同社の馬肉ユッケなどを食べた客が食中毒症状を示し、長野県が同社に立ち入り調査。食中毒との因果関係は判明しなかったが、偽装表示が発覚した。
同社は年間約500トンの馬肉を出荷し、国内で約5割のシェアを占める最大手。【福富智、武田博仁】
3月13日(水)13 毎日新聞 地方版
馬肉偽装表示:県が回収命令 /長野
飯島町の食肉加工卸売会社「大成(たいせい)」が加熱用の馬肉を「生食用」と偽装表示して出荷した問題で、県伊那保健所は11日夜、偽装した約32トンのうち、東京検疫所の検査で腸管出血性大腸菌O(オー)103が検出された約231キロ分について食品衛生法に基づき、大成に回収命令を出したと発表した。回収期限は18日まで。
県食品・生活衛生課によると、東京検疫所が12年11月、抜き打ち検査し、O103を検出した。回収対象は「馬肉(生食用)」と「アルゼンチン馬肉(生食用)」の計約231キロ(100〜300グラム入りパック)。賞味期限は13年9月21日。県は「伊那保健所が他の製品についても調べており、食衛法違反が発覚すれば、更に回収命令を出す可能性もある」と述べた。【渡辺諒】
ふたこと:あのヨーロッパの馬肉牛肉偽装混合事件の続きかと思った。ではなく、日本でもこんなことがあったのかという残念なおもいだけである。残念なという思い入れすらできない日本の食に危機が訪れているということだ。まさか馬刺に外国産の馬肉が使われているとは誰も思わない。安い馬肉を仕入れて大儲けしてきたのであろう。 「石川県の焼き肉店では2月、同社の馬肉ユッケなどを食べた客が食中毒症状を示し、長野県が同社に立ち入り調査。食中毒との因果関係は判明しなかったが、偽装表示が発覚した。」ということがなければ、発覚することはなかった。専務の責任としているが、長年やってきたことだろう。 考えてみれば米牛肉もやばい、アメリカンポークは本当に安全なのだろうか?牛由来の飼料を食っているだろうに・・・。米鶏肉は、牛由来の飼料だ。 何が安全なのか、そうでないかは、その食品の成分表示を明確にすることである。加工品であっても、全ての成分表示である。そして産地の表示。さらに表示すべきは、遺伝子組み換え食品、今の表示では「遺伝子組み換え食品は使っていません」という、それを担保するものは、今のところ消費者の納得するものはない。 熊本で食った馬刺し、おいしかったが結構おもい。消化不能になって、ダウンした思いでも懐かしい。 有り体に言えばどこの産地のものを喰ったかどうかを判断することは、かみだけに許されることである。食中毒を出したということだけで、かみを越えて素人が判断できることなのだ。その単純な事実を食を扱う人々は、というよりすべからく仕事をしているが、常々意識しなければならないことだ。 この世を覆う、グローバリズムが徘徊している。コストが安ければ、利益が出る、それが全てである。この馬肉も例外ではない。
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