SSブログ

石のつぶやき639 安い電力石炭火力、なら原発を廃炉せよ [平成阿房伝]

4月2日(火)13 共同通信

石炭火力の厳格なアセス基準要求 新設で環境相

 東京電力の石炭火力発電所計画をめぐり、石原伸晃環境相は2日の記者会見で、技術の進歩を見越した厳格な基準による環境影響評価(アセスメント)が必要とする考えを示した二酸化炭素(CO2)排出量を現状より抑えることが前提で、コスト高につながるため、東電側の反発が予想される。石炭火力は燃料費が安く、電力の安定供給を目指す経済界が導入に積極姿勢を示している。

ふたこと:原発を廃止してゆく方向で、石炭火力を使うのも一理ある。ところが原発は維持なのである。この矛盾が、原発廃炉への怖ろしい費用がかかることを如実に示している。原発は国家として取り組むから、いくらでも金は使える。いままでは、これからも打ち出の小槌なのだ。原発は水で冷却さえすれば安全なのである。どんな綱渡りをしても核燃料が水で冷やされていれば、問題がない。今回の事故でそのことを証明した。ところがメルトダウンした核燃料がどこにあるかも解らない状態で、今日まできている。いつの日か、フクシマ第一原発の本当の姿が赤裸々になれば、いくら誤魔化してもごまかしきれない現実が、露わになる。であるから、石炭火力を考えた。これは考え過ぎか。  でもしかし、原発がとんでもない高コストである事実を考えれば、安い電気をまともに求めれば、原発をいつまでも稼働できるはずもない。原子力村を支えるべきか、安い電気を求めるべきか、今はその瀬戸際にある。だから石炭の火力発電が視野に入ってきたのだ。 この動きはしっかり見ていきたい。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。