SSブログ

石のつぶやき703 最大多数の不幸、2020TOKYO五輪 [平成阿房伝]

9月8日(日)13  2020年オリンピック東京に決定


     日本人の最大不幸


 4年前とうって変わったマスコミの五輪招致の異常な盛り上がり方

イスタンブールと東京で最終決戦になったことは、日本の放射能汚染とトルコの紛争とどっちが、どちらが良い?という選択だ。原発の問題は、日本の首相が絶対安心だという言質が取られた。そのことでIOCの今日の東京開催決定に万が一のことがあっても、日本の問題だということで責任転嫁できる。これほど派手な五輪招致活動は近来稀である。日本は相当金を使ったことの証明である。スペインやトルコにそのような金はない。
 安倍政権維持のための東京五輪、つまりゼネコンによるゼネコンのための政治なのである。裏で糸を操る官僚、相も変わらぬゼネコン神話。原発で100年の仕事量を確保し、国土強靱計画も視野に入り十二分、こなすことのできない仕事量だ。それにもかかわらず五輪でまた上積みを謀る。亡者といわざるを得ない。この結果、株は上がりまた景気が良くなったとマスコミは騒ぐ。これで消費税増税しなければいつするんだということになる、「いまでしょう」。社会保障との一体改革なんて言葉は、死語となる。財政改革にも増税分は使われず、五輪に使われ、特別予算が組まれる。財政破綻など何も考えていないことが、証明される。
 日本国民は不幸な選択をしたことになる。物価は上がり、特に建設資材、土木資材は異常に高騰する。骨材の不足が問題となる。東北の復興と重なるからである。当然全ての物価に影響を与える。「2%のインフレ」など言ったっけということになる。若者は、工事現場で働く以外、他の仕事はそれほどないという状態になろう。それも安い日当仕事で・・・。高い物価で生活を圧迫する。「山谷ブルース」の再現である。
 自民党の戦略も見えてきた。国のトップセールスという言葉を巧みに使って、安倍晋三を外に放り出しておく。国会は開く必要もないし、政権に問題があっても追求の場所がない。骨のある政党もないので国会が開かれなくても問題としない。マスメディアにいたっては黙りを決め込んでいる。東京五輪で、黙っていても莫大な広告収入が入る。だから五輪を煽るのである。消費税増税では新聞協会の諮問を受けた、法学者、弁護士4人で構成する「新聞の公共性に関する研究会」なるものに「新聞に軽減税率を適用することが、文化の維持と民主政治の健全な機能にとって不可欠だ」と言わせている。おのれの利権だけは確保する
 日本はいよいよ不幸のどん底へと向かう。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。